雑学

和菓子と洋菓子の違いは原材料にあり!選び方や人気のコラボも食べるの大好き栄養士ライターが簡単に分かりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では和菓子と洋菓子の違いについてみていくぞ。日本の伝統的なお菓子である「和菓子」と、外国で発展した「洋菓子」。あんこや生クリームなど、なんとなく違いは分かるが、具体的な違いも気になるな。一番大きな違いは原材料で、見た目や作り方が違うらしい。詳しく見ていこう。
今回は和菓子と洋菓子の違いについて、食べることが大好きな栄養士のミサキと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミサキ

おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。和菓子、特にあんこが好き。お気に入りは饅頭やどら焼き。

和菓子と洋菓子の3つの違い

和菓子と洋菓子の根本的な違いは、ルーツです。和菓子は日本の伝統的なお菓子であるのに対して、洋菓子は古代エジプトや古代ローマで作られたパンやクッキーのようなものが始まりと言われています。この2つの具体的な違いは、「原料・見た目・作り方」の3つです。詳しく見ていきましょう。

違い1.基本の材料

和菓子と洋菓子の1番大きな違いは「原料」です。和菓子は日本で古くから栽培されている、豆や麦、米に加えて水を使用します。一方、洋菓子は小麦・卵・バターを合わせて使用することが多いです。2つを比べてみると、和菓子は植物性の材料をメインに、洋菓子は小麦に加えて動物性の材料も合わせて使われていることが多いでしょう。

原料が違うことで、洋菓子と和菓子の栄養も全く違います。豆や米を使用することの多い和菓子は、糖質が高めです。また、植物性由来のため、食物繊維は多く含まれています。洋菓子は脂質の多いバターをふんだんに使用するため、カロリーが高めです。

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お団子など、米を使用する和菓子は1個でお茶碗1杯分のご飯の量になることもあるみたいだ。ただ、洋菓子も和菓子も砂糖を多く使用しているものが多く、その点ではどちらも糖質が高めだ。

違い2.見た目

image by iStockphoto

和菓子は四季を感じるものが多くあります。桜餅やおはぎなど季節やイベントに合わせたものも多く、和菓子で季節を感じることもできるでしょう。また、手のひらに乗るサイズのものや丸い形のものが多いです。

洋菓子はフルーツや生クリーム、チョコレートなど見た目から華やかなものが多くあります。サイズはケーキなどの大きい物から、クッキーのように小さいものまで様々です。

違い3.作り方

和菓子はひとつひとつ作るものが多く、出来上がりは手のひらサイズのコロンとしたものがほとんどです。煮る・練る・蒸すなどの工程が多く、ほとんどが手作業となっています。和菓子の代表である練り切りは、まさに煮る・練るなどの作業で作られ、手のひらサイズとなっていますね。

また、洋菓子はまとめて用意してから分けるものが多いです。作業はオーブンやミキサーなどの家電を使って作られるものが多くあります。和菓子も洋菓子も手の込んだ作業や細かい作業が多い点は、同じです。

和菓子と洋菓子の種類

和菓子や洋菓子の違いが分かったところで、具体的にどんなお菓子があるのか比べてみましょう。

和菓子
練り切り/お団子/おはぎ/たい焼き/どら焼き/大福/饅頭/最中/ようかん/せんべい/求肥/らくがん/わらび餅/カステラ

洋菓子
ケーキ/クッキー/ビスケット/パイ/アイスクリーム/タルト/ワッフル/プリン/チョコレート/キャンディ

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カステラはふわふわして見た目がスポンジケーキに似ていることから洋菓子に思われがちだが、実は和菓子の仲間だぞ。動物性の卵は使用しているが、基本の作り方ではバターは使用しないことが理由のひとつだ。また、ポルトガルから伝わったお菓子を日本人好みにアレンジしたことや、400年以上の歴史を持つことから和菓子として扱われている。

\次のページで「和菓子と洋菓子の選び方」を解説!/

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