3分で簡単にわかる!「神社」と「八幡宮」の違いとは?神宮・宮・大社との違いも学芸員ライターがわかりやすく解説
ライター/kuroaka
物館・美術館好きで学芸員の資格を持つWebライター。実家の近くに「八幡宮」があったにも関わらず、深く考えず育ってきた。今回の執筆で「八幡宮」の正体を知った。
「神社」と「八幡宮」の違いとは?
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旅行した時に訪れる機会の多いお寺や神社。『〇〇八幡宮』と付く所にお参りに行って「神社との違いってなんだっけ?」と首をかしげる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は「神社」と「八幡宮」の違いから、他によく聞く「神宮」「宮」「大社」との違いまで解説していきます。それぞれの特徴を知っていることで、参拝に行った時にどんな神様が祀られているか分かるようになりますよ。
神社:神様をお祀りしている施設の総称
「神社」とは神道の神様をお祀りしている施設の総称です。神道とは経典や開祖が存在せず、自然等を神として崇める日本特有の宗教のこと。つまり、日本の神様が祀られている施設のことを指すのです。神社は日本全国に約8万~10万社あると言われています。神社の名称は大きく分けて下記の5つ。
1.〇〇神社
2.◯◯八幡宮
3.〇〇神宮
4.〇〇宮
5.〇〇大社
今回解説する「八幡宮」「神宮」「宮」「大社」はすべて神社のくくりとなります。
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八幡宮:全国に2番目に多い神社
では、「八幡宮」とはどのような神社なのでしょうか?答えは『八幡大神』をお祀りする神社です。「〇〇八幡宮」と名前の付く神社は日本で2番目に多く、約2万社あります。1番多いのは「〇〇稲荷神社」と付く稲荷系で、日本全国に約3万2千社。八幡宮に祀られる『八幡大神』は以下の通りです。
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