3分でわかるマニュアルとミッション違いは?地域や年代によって呼び方が違う?会社員ライターが簡単に分かりやすく解説
今回は車の種類である「マニュアル」と「ミッション」の違いについて、会社員ライターのミサキと一緒に解説していきます。
ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。保有している車はMT。「マニュアル」という呼び方を使っている。
「マニュアル」と「ミッション」の意味は同じ
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「マニュアル」も「ミッション」も「MT」のことを差して使用されています。MTとはマニュアルトランスミッションのことです。トランスミッションとは日本語で言うと変速機のことで、エンジンからのエネルギーをタイヤに伝えます。その際の回転数を切り替えることで、速度や状況に応じたエネルギーを出すことができるのです。「マニュアル」とは手動という意味があり、MTは直訳で”手動変速機”という意味でしょう。「マニュアル」「ミッション」ともに「MT車」の意味で使用されています。
反対に、自動で変速する車は「AT(オートマチックトランスミッション)」です。
「マニュアル」と「ミッション」の違い
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「マニュアル」「ミッション」ともに同じ意味で使用されます。同じ意味なのになぜ違う言葉で言われるのかは、自動車の歴史や使用する地域、年齢によるようです。
違い1.略す部分
「マニュアル」と「ミッション」は「マニュアルトランスミッション」の略です。頭を略すか、最後を略すかの違いでしょう。MTとは違い自動で変速する車が「AT」です。これは誰もが「オートマ」と略しています。
どちらの車もトランスミッションが付いているのに、MTのみ「ミッション」と略す理由は自動車の歴史にあるようです。もともと、自動車はMTしかなく、ATは後で誕生したものでした。そのためMTの言い方が人によって「マニュアル」と「ミッション」に分かれてしまったと考えられます。また、MTがミッションの頭文字とたまたま同じになっているため、誤解している場合もあるようです。
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