3分でわかるランドローバー とレンジローバーの 違いとは?イギリス車を愛するライターがわかりやすく解説!
今回は「ランドローバー」と「レンジローバー」の違いを、歴史をふまえつつ、イギリス車をこよなく愛するミニクーパー乗りのライターと一緒に解説していきます。
ライター/源シタゴウ
輸入車をこよなく愛し、これまでに乗り継いだ車はすべてイギリス車を含めた輸入車。輸入車の歴史からメンテナンスの仕方まで幅広い知識を有している。
ランドローバーとレンジローバーの違いとは?
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「ランドローバー」とは自動車メーカーの名前で、「レンジローバー」とは自動車のモデル名です。ランドローバー社が製造している自動車の種類の中にレンジローバーという車があります。ですから、現在は、ランドローバーという自動車は存在しません。ただ、以前は「ランドローバー」が自動車のモデルを指したこともありました。
ランドローバーとは?
現在は「ランドローバー」と言えば自動車のメーカー名を指しますが、以前は自動車のモデル名でした。いつごろ、「ランドローバー」が自動車のモデル名から自動車メーカーの名前に変化したのでしょうか。ここからは「ランドローバー」が自動車のモデル名から自動車メーカー名になった歴史について詳しく見ていきましょう。
ランドローバーはメーカー名
ランドローバーは高級4WDを専門として販売するイギリスの自動車メーカーです。2022年現在は、インドのタタ自動車の子会社となっています。これはスウェーデンの自動車ブランドだったボルボ乗用車部門が現在、中国の「浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)の子会社であるのと同様です。
ランドローバーの歴史
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ランドローバーはもともとは2005年まで存在していたローバー社が第二次世界大戦でのジープの活躍にヒントを得て、大戦後に4WDの多目的車として開発したことが始まりです。
中でも有名なのはイギリス陸軍のSAS(特殊空てい部隊)が採用した「ランドローバー・ピンクパンサー」。その後、ローバー社からBMW、フォード社を経て、現在はインドのタタモーターズが親会社となり、ランドローバーは4WD車を専門に販売するランドローバー社というメーカー名となっています。
親会社はタタモーターズですが、ランドローバー社の本社はイギリスにあり、インドで製造しているわけではなくイギリスにある工場で製造されていますので、イギリス車をお好きな方は安心してください。
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