3分で簡単にわかる軽油とガソリンの違い!燃料としての違いと特徴についても理系ライターがわかりやすく解説
ガソリンエンジンの特徴
ガソリンエンジンは、霧状にしたガソリンを噴霧してスパークプラグと呼ばれる着火装置で火花を起こして着火し燃焼させて回転を生み出します。ディーゼルエンジンと比べ小型で高回転で回転し、静粛性が高いことがメリット。このメリットのため軽自動車から幅広い排気量の自動車に採用されています。
ディーゼルエンジンでは軽油の自己着火のしやすさが求められることを確認しましたね。対照的にガソリンエンジンでは自己着火しにくいことが求められ、オクタン価という指標で表されます。ハイオクという言葉はハイオク単価の略称。スポーツカーや高排気量の自動車でエンジンの異常燃焼を抑える目的で使われているのです。
軽油とガソリンの特徴を理解して覚えよう!
軽油とガソリンは原油から精製して作られる液体燃料でした。主成分である炭化水素の炭素数によって沸点が異なることを利用して分離精製されるのです。圧縮で自己着火するディーゼルエンジンは高トルクで力強いことがメリット。スパークプラグで着火するガソリンエンジンでは小型で高回転域が得意ということを確認しました。軽油とガソリンはそれぞれの特徴を利用したエンジンで活用されているのです。