3分で簡単にわかる軽油とガソリンの違い!燃料としての違いと特徴についても理系ライターがわかりやすく解説
違いその2:引火点
軽油の引火点は45℃です。比較的安全とされていますが、猛暑や炎天下では液温が上昇し引火する恐れがあることに変わりはないので注意が必要ですね。ガソリンの引火点は-40℃ととても低く、常温でも火を近づけると燃焼してしまうのです。揮発性が高く、静電気のような小さな火種でも爆発を起こす可能性があるため扱いには特に注意が必要ですね。
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ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの特徴を知ろう!
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軽油を燃料とするエンジンをディーゼルエンジン。引火点の異なる軽油とガソリンは燃料として使用した時に、それぞれ特徴があります。順番に確認していきましょう。
ディーゼルエンジンの特徴
軽油は蒸発しにくいのですが、圧縮すると自己着火するという特徴があります。エンジン内部で軽油を圧縮し自己着火させて駆動するのがディーゼルエンジン。このため軽油には着火しにくさが求められ、その指標をセタン価と呼ぶのです。
軽油を使うディーゼルエンジンは燃焼効率が良いため低回転域でも力強く回転するということが最大の特徴。ガソリンと比べて燃費が良いという特徴も。大きな力を継続的に必要とするバスや大型トラック、作業用重機、農業用トラクター、船舶などのエンジンとして使われることが多いのです。
ディーゼルエンジンは燃料の高圧縮に耐えるためエンジン自体が大型になってしまう傾向があります。また、PMと呼ばれる粒子状物質や窒素酸化物などを排出するため大気汚染の原因になるとされていました。現在は触媒を用いて排ガスをクリーンにする技術が進み、排ガス規制をクリアするディーゼルエンジン車が開発されています。
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