3分で簡単にわかる!相対評価と絶対評価の違いとは?定義やメリット・デメリットもIT系大学生が詳しく解説!
絶対評価のデメリット
評価する側のデメリットは、目標レベル以上に頑張る人がいなくなってしまう点です。基準を設けることで、評価される側は基準を超えていれば良いという認識をします。結果、評価される側は基準を超えた仕事をしなくなり、及第点を取ることだけを意識してしまうのです。
評価される側のデメリットは、基準が高すぎる場合、評価されないことにあります。相対評価であれば、他人より優れていれば評価されますが、絶対評価では基準に達しない限り評価されることはないのです。
業績評価の例から考えてみましょう。評価する側が月5件取れば良いと言えば、評価される側は5件取ればよくなります。月10件取っても、月5件取っても評価が変わらないのであれば、5件だけ取ってきますよね。結果、月10件取れる人が自分の能力を十分に発揮しないことが起こるのです。
一方、月1000件取れば良いと言われた場合、評価される側はどれだけ頑張っても月1000件は不可能と考えますよね。結果、頑張って月500件取っていても、評価されないということになるのです。
相対評価は順位、絶対評価は得点
ここまで「相対評価」は順位、「絶対評価」は得点で評価されるという点について解説してきました。どちらの評価方法も特徴が存在し、人によって、相対評価の方が評価される場合、絶対評価の方が評価される場合と様々です。今自分はどちらで判断されているのかを確認することでより良い評価を受けるためにするべきことが見えてきます。