
簡単でわかりやすい!ReactとNext.jsの違いとは?使い分けや学び方もプログラマーが詳しく解説

- ウェブアプリを作成するものだが役割が違う?ReactとNext.js
- React:ウェブアプリのためのライブラリ
- Next.js:ウェブアプリのためのフレームワーク
- 何が違う?ReactとNext.jsの違いを3ポイント解説
- ポイント1・事前準備が大切?サーバサイドレンダリングとは
- ポイント2・素早くアクセス?ルーティングとは
- ポイント3・簡単、便利?ゼロコンフィグとは
- どう使い分ける?どう学ぶ?ReactとNext.jsのお悩み解決
- どちらがよい?ReactとNext.jsのメリット、デメリット
- どう使い分ける?React向きとNext.js向きの見分け方
- どちらが先?ReactとNext.jsの学び方
- どちらもウェブアプリ開発の力強い味方、特徴を知って使い分けが必要
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/woinary
某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。長年会社でウェブアプリなどに携わった。現在はフリーランス。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさん。
ウェブアプリを作成するものだが役割が違う?ReactとNext.js

image by iStockphoto
普段何気なく使っているウェブアプリ。これらはどうやってつくっているのでしょう。今はウェブアプリをつくるために便利なものがいろいろあります。それがReactやNext.jsです。どちらもJavaScriptというプログラミング言語で使います。
この2つの違いをざっくり説明すると、Reactはライブラリで、Next.jsはフレームワーク。これがどう違い、どう使い分けるのか、どちらを学んだ方がよいのかを説明していきます。
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React:ウェブアプリのためのライブラリ
Reactはウェブアプリをつくるためのライブラリ。元々はFacebookを開発、運営しているMeta社が自分たちのウェブアプリをつくるためにつくられたものです。ただ、一般にも公開されているため、Meta社以外でもReactをつかっているウェブアプリは多数あります。
ウェブアプリ開発では似たような部分をいくつもつくることも多いです。そのような場合にそれぞれつくっていると大変ですよね。Reactではそういう使い回しができる部分を部品としてつくります。その部品を使うことで効率よいウェブアプリ開発が可能です。
Next.js:ウェブアプリのためのフレームワーク
Next.jsはウェブアプリをつくるためのフレームワーク。では、ライブラリとフレームワークは何が違うのでしょう。フレームワークとは、それだけである程度動く骨組みと考えてください。それに肉付けすることでアプリをつくります。ライブラリは何かのプログラムをつくる時にそれを助けてくれる便利な部品です。部品なのでそれだけでは動きません。
Next.jsの権利はVercel社が持っています。ただ、実際には世界中のプログラマが協力してつくっているオープンソースというものです。こちらも世界中に公開されているため、多くのウェブアプリで使われています。
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