
簡単でわかりやすいニートとひきこもりの違いとは?年齢層や受けられる支援も社会福祉士ライターが詳しく解説

- ひきこもりとニートのざっくりとした違いは?
- ニート:働かず学校にも通わない若者
- ひきこもり:半年以上家にいる人
- ニートとひきこもりの年齢層は?
- ニート:15歳から34歳
- ひきこもり:年齢層による区切りはなし
- ひきこもりやニートが受けられる支援は?
- ニート:就労支援がメイン
- ひきこもり:本人はもちろん家族への支援まで多岐に及ぶ
- ニートやひきこもりに似た意味の言葉は?
- 1.ネオニート:自ら生計を立てられているニート
- 2.社内ニート:会社に勤めながら仕事がない人
- 3.ファイヤー:経済的自立と早期リタイア
- 4.スネップ:孤独で無職の人々
- 5.外ごもり:海外で働かずに暮らす人
- ひきこもりは半年以上家にいる人、ニートは働いたり学んだりしない若者
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/れおな=007
会社員として勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。大学在学中に社会福祉士の資格を取得しており、社会保障や労働問題について現在も勉強中。独自の切り口、わかりやすい表現を日々研究中。
ひきこもりとニートのざっくりとした違いは?
ニートとひきこもりの違いを説明できますか。本項ではそれぞれ言葉の定義を確認し、ざっくりとした違いを見ていきましょう。
ニート:働かず学校にも通わない若者
ニートとは働かず学校にも通わない若者を示した言葉で、厚生労働省では若年無業者と呼ばれています。「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取ったイギリス生まれの言葉で、今日の日本における社会問題として扱われがちです。
彼らは会社や学校に在籍していないことはもちろん、求職活動をしたり家事労働に従事したりすることもありません。
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ひきこもり:半年以上家にいる人

image by iStockphoto
半年つまり6ヶ月以上家にひきこもり、家族以外との交流を持たない人はひきこもりと呼ばれます。人との交流を避けての外出をすることもありますが、ほとんどの時間を家で過ごしているでしょう。自室からほとんど出ない人もいますが、リビングで過ごすなどして家族とはコミュニケーションをとっている人もいます。
ニートとひきこもりの年齢層は?
ニートとひきこもりでは、年齢層に明確な差がみられます。本項ではそれぞれの定義における年齢層について解説し、原因についても考察していきましょう。
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