雑学

簡単でわかりやすいニートとひきこもりの違いとは?年齢層や受けられる支援も社会福祉士ライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではニートとひきこもりの違いについてみていくぞ。どちらも家にいがちな人というイメージがあるよな。ところが両者には定義はもちろんそれにともなって年齢層、受けられる支援などの違いが見られるようだ。今回は混同して扱われがちな2つの言葉の違いを、社会福祉士の資格を持つライターれおな=007と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

れおな=007

ライター/れおな=007

会社員として勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。大学在学中に社会福祉士の資格を取得しており、社会保障や労働問題について現在も勉強中。独自の切り口、わかりやすい表現を日々研究中。

ひきこもりとニートのざっくりとした違いは?

ニートとひきこもりの違いを説明できますか。本項ではそれぞれ言葉の定義を確認し、ざっくりとした違いを見ていきましょう。

ニート:働かず学校にも通わない若者

ニートとは働かず学校にも通わない若者を示した言葉で、厚生労働省では若年無業者と呼ばれています。「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取ったイギリス生まれの言葉で、今日の日本における社会問題として扱われがちです。

彼らは会社や学校に在籍していないことはもちろん、求職活動をしたり家事労働に従事したりすることもありません。

ひきこもり:半年以上家にいる人

image by iStockphoto

半年つまり6ヶ月以上家にひきこもり、家族以外との交流を持たない人はひきこもりと呼ばれます。人との交流を避けての外出をすることもありますが、ほとんどの時間を家で過ごしているでしょう。自室からほとんど出ない人もいますが、リビングで過ごすなどして家族とはコミュニケーションをとっている人もいます。

ニートとひきこもりの年齢層は?

ニートとひきこもりでは、年齢層に明確な差がみられます。本項ではそれぞれの定義における年齢層について解説し、原因についても考察していきましょう。

\次のページで「ニート:15歳から34歳」を解説!/

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