
炭水化物が多く含まれている食材とは?
炭水化物は主食といわれる食品に多く含まれているイメージがありますね。白米、パン、麺類などが想像できるでしょう。具体的にいくつか例をあげてみましょう。糖質オフダイエットで注目を集める鶏むね肉と、食物繊維が豊富なイメージのあるキャベツとも比較してみます。
【炭水化物(100g可食部の比較)】
精白米/うるち米 37.1g
角形食パン/食パン 46.4g
生パスタ/生 46.9g
そば/生 54.5g
鶏むね肉/皮なし/生 0g
キャベツ/結球葉/生 5.2g
(出典:日本食品標準成分表2020年(八訂))
このようにみていくと、白米やそばなど炭水化物は主食になりうる食材に多く含まれていることがわかりますね。糖質と食物繊維の量について白米とそばをみてみると、白米100gあたり糖質が35.6g、食物繊維は1.5g、そばは糖質24.0gは食物繊維2.0gとなっていました。主食となる炭水化物は食物繊維よりも糖質の割合が高いことがうかがえます。
1日の目標摂取量は?
炭水化物の1日の目標摂取量は、年齢や性別、身体活動量によって分けて定められているんだそう。また、厚生労働省は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」において1日に摂取する目標カロリーのうち50~65%を炭水化物から摂取するという数値を提示しています。その人の状況によって目標摂取量は異なってきますので、ぜひ参考にできる数値を探してみてくださいね。
【推定エネルギー必要量(kcal/日)】男性
身体活動レベル 1(低い) 2(普通) 3(高い)
18~29歳 2300 2650 3050
30~49歳 2300 2700 3050
50~64歳 2200 2600 2950
65~74歳 2050 2400 2750
75歳~ 1800 2100 –
(出典:厚生労働省「日本新の食事摂取基準(2020年版))
【推定エネルギー必要量(kcal/日)】女性
身体活動レベル 1(低い) 2(普通) 3(高い)
18~29歳 1700 2000 2300
30~49歳 1750 2050 2350
50~64歳 1650 1950 2250
65~74歳 1550 1850 2100
75歳~ 1400 1650 –
(出典:厚生労働省「日本新の食事摂取基準(2020年版))
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