雑学食べ物・飲み物

簡単でわかりやすい!炭水化物と糖質の違いとは?甘みや成分、糖類との違いも健康オタクライターがくわしく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では糖質と炭水化物の違いについてみていくぞ。どちらもお米やパン、麺など主食といわれる食材に含まれているイメージが強いよな。炭水化物は糖質と食物繊維をあわせたものをさしているようだ。今回は混同しやすい糖類との違いや炭水化物抜きや糖質オフダイエットなどにも触れながら、健康オタクライターyukoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yuko

ヨガ歴7年、筋トレにはまりデッドリフトでダンベル100kgを持ち上げた過去をもつ。身体にいい食事、体づくりに最適な食材にアンテナをはって生きている現役OLライター

炭水化物は糖質と食物繊維をあわせた成分

image by iStockphoto

炭水化物抜きダイエットや、糖質オフダイエットなど、炭水化物と糖質は同等のもののように語られることが多いですが、炭水化物と糖質には明確な違いがあります。簡単に説明すると炭水化物は糖質と食物繊維をあわせたもの、反対に糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものをさしているのです。ここでは、糖類との違いとも比較しながらくわしくみていきましょう。

炭水化物:糖質と食物繊維をあわせたもの

炭水化物は糖質と食物繊維をあわせたものをさし、たんぱく質と脂質と並んで三大栄養素の1つでもありますね。三大栄養素のなかではエネルギーを生み出す役割を担っています。その中でも食物繊維に由来するエネルギーはとても少なく、エネルギーの大部分は糖質に由来しているんだそう。

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炭水化物から糖質を除いたものである食物繊維は、消化酵素で消化できない成分のことをさしているぞ。体内へ摂取すると消化器官で消化されないまま大腸まで到達するため、腸内環境を正常に整える役割も担ってくれているようだ。

糖質:炭水化物から食物繊維を除いたもの

糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、身体を動かしたり脳を動かしたりする際に必要になってくるエネルギー源です。糖質を摂取すると血糖値が上昇するのも特徴の1つ。

また、糖質は食物繊維とは異なり消化酵素で消化される成分で、多糖類、糖アルコール、天然甘味料、単糖類、少糖類、などいくつかの種類がありますね。特に単糖類と少糖類にあたる二糖類は糖類と分類されています。

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単糖類とは糖の1番小さい単位を表しているぞ。少糖類は単糖が2個以上10個未満ほど結合した糖多糖類は単糖が10個以上結合した糖のことをいう。単糖類は浸透性や保水性に優れ、少糖類、多糖類と大きくなるにつれ、浸透性や保水性が低くなり、粘度が高くなっていくという特徴があるぞ。

\次のページで「糖類:単糖類と二糖類のこと」を解説!/

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