雑学

簡単でわかりやすい!単利と複利の違いとは?計算方法やメリット・デメリットもFPが詳しく解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では単利と複利の違いについて見ていくぞ。どちらも投資や借金などの金融の情報でよく見るワードだな。単利と複利の違いは、ずばり最終的に得られる利息の大きさのようだ。
今回は投資や借金する時には必ず必要な知識となる単利と複利の違いと、それぞれのメリットとデメリットについてをFP資格を持つWebライターのちょびと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ちょび

家計改善の知識になると思い勉強してFP技能資格を取得したお金に詳しいWebライター。貯金が全くできないまま30代になり、FPの知識を活かしてNISAなどの投資をしながら資産形成を続け、数年かけて順調に資産形成中。今回はお金にまつわる「単利と複利の違い」について解説する。

単利と複利の違いとは?

image by iStockphoto

金融取引において、利息や利回りを正確に計算するためには、単利と複利の違いを理解することが重要です。一般的には、「借入は単利で、投資は複利で」とよく言われています。単利と複利ではそもそもの利息は計算の方法が違い、それぞれに適した使用方法があるので見ていきましょう。

単利:利息は毎期同じ

単利とは、一定の利率が元本にかかり、利息を得られます。その利息が定期的に加算されることで得られる利益のことです。つまり、単利では利息が毎回同じ金額分増えていきます。なので一定割合の金額が元本に加算される計算方法で算出され、利益の増加率は一定的になるので、元本に対して直線的に増加していくのが特徴です。

複利:利息が毎期加算される

複利も単利とおなじく、一定の利率が元本にかかります。ただ複利が単利と違う点は、毎期加算される利率の対象の中に、増えた分の利息も含まれることです。つまり、前期の利息も含めた金額に対して利率がかかることで、元本に加えた利息が再び利息の対象となり、運用する期間分だけ元本と利息を合わせた金額が加速度的により多く増えていきます。

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単利は利息が元本に一定率でかけられるから増え方も一定的なんだな。複利は利息で増えた分も元本とともに利率がかけられるから利息がどんどん増えていくのか。じゃあ単利と複利はどうやって計算するんだ?

単利と複利の計算方法は?

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単利の計算方法は、常に一定的な利息が加算されるため利息の計算式は単純です。元本に対して利率を掛け、それにn(運用する期間)が毎期一定数で加算されます。以下が単利の計算式です。

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