簡単でわかりやすい!吹奏楽とオーケストラの違い!ブラスバンドとの違いも元オーケストラ団員が詳しく解説
吹奏楽:軍楽隊が発足したのが始まり
日本での吹奏楽の歴史は、明治時代にまでさかのぼります。1869年に陸軍・海軍の軍楽隊が発足し、大正時代になると学校音楽でも吹奏楽が取り入れられることに。その後一般市民にも浸透していき、昭和時代になると演奏会やコンクールが行われるようになりました。平成に入ると人気テレビ番組で吹奏楽が取り上げられ、吹奏楽の知名度が一気に上がったのです。
オーケストラ:オペラの伴奏として演奏したのが始まり
オーケストラの語源はオルケーストラ(ギリシャ語)が由来で、これは舞台と観客席のあいだの半円型のスペースを指しています。そしてオーケストラの原型になったのは、バロック時代のオペラの伴奏として演奏したのが始まりです。その後、金管楽器や打楽器が加わって、大規模な今の形となりました。
特徴を知って音楽を楽しもう!
ここまで違いをみてきて、吹奏楽とオーケストラの編成の違いは弦楽器があるかどうかということがわかりました。そのほか演奏する曲や歴史にも違いがありましたね。音楽に興味のある学生さんはぜひ、吹奏楽部も体験してみてください!そしてオーケストラは敷居が高いと思われがちですが、機会があればコンサートやCDで演奏を楽しんでみるのはいかがでしょうか。