簡単でわかりやすい!吹奏楽とオーケストラの違い!ブラスバンドとの違いも元オーケストラ団員が詳しく解説
ライター/篠崎まお
文学部卒の元オーケストラ団員。ヴァイオリンを担当していた。今回はその経験をもとに、詳しく解説していく。
吹奏楽:管楽器・打楽器
吹奏楽は管楽器と打楽器で編成され、管楽器による演奏がメインとなっています。主旋律を担当する楽器はクラリネットです。そしてオーケストラとの大きな違いは弦楽器がいないことですが、コントラバスという弦楽器が入ることも。複数人で同じ楽器・同じパートを担当するのが特徴で、個人の演奏は目立ちません。以下は吹奏楽で使われている楽器の例です。
金管楽器
・トランペット
・ホルン
・チューバ
・ユーフォニアム
・トロンボーン
木管楽器
・フルート
・オーボエ
・クラリネット
・サクソフォーン
・ファゴット
打楽器
・ティンパニ
・シンバル
・バスドラム
・スネアドラム
オーケストラ:管楽器・打楽器・弦楽器
オーケストラは管楽器・打楽器に加え、弦楽器も含みます。主旋律を担当する楽器はヴァイオリンです。吹奏楽とは違い管楽器で1人が1つのパートを担当するため、個人の演奏が目立ちます。またオーケストラにはサクソフォーンとユーフォニアムが使われていないのも特徴で、これはクラシックの作曲家たちが生きていた時代には、この2つがまだ生まれていなかったことが理由です。
以下はオーケストラで使われている弦楽器の例となります。
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