雑学

3分で簡単にわかる「辞職」と「退職」の違い!意味や使用例・「離職」との違いもビジネス文書熟練者が解説!

よぉ、桜木建ニだ。会社や仕事を辞めるときに「辞職」や「退職」といった言葉をよく使うよな。どちらも仕事を辞めるという意味は同じだが、それぞれに違いがあるみたいだ。
今回はこの違いについて、言葉の使い方にこだわるビジネス文書熟練者の西風と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西風

企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届け。

「辞職」と「退職」の違いとは?

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この2つの言葉は、仕事を辞めるときに用いられる言葉です。しかし、「正確な違いがわからない」「適切に使い分けができない」という人も多いのではないでしょうか。この2つの違いを理解することで、それぞれの意味がわかるようになり、仕事を辞める際にも適切に言葉を選択して使えるようになるでしょう。2つの違いについてくわしく解説しますので、参考にしてください。

「辞職」は自らの意思で仕事を辞めること

“辞”はやめる・ことわるという意味を、“職”は仕事という意味を持つ漢字です。この2つの漢字から成り立つ「辞職」という言葉は、自らの意思で仕事を辞めることをあらわしています。

「退職」は自らの意思に関わらず仕事を辞めること

“退”はしりぞくという意味を持つ漢字です。仕事という意味を持つ“職”と合わせて成り立つ「退職」という言葉は、自らの意思の有無に関わらず、仕事をしりぞく・辞めることをあらわしています。

「辞職」の意味と使用例

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ここから「辞職」と「退職」の違いに着目しながら、「辞職」の意味や使用例を解説します。

「辞職」の意味

「辞職」を辞書で調べると、以下のように記載されています。

今までついていた職を自分から辞めること。

出典:デジタル大辞泉

\次のページで「「辞職」の使用例」を解説!/

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