3分で簡単にわかる！電子タバコと加熱式タバコの違いとは？どっちが体に悪い？値段の差も読書家ライターがわかりやすく解説！

ライター／ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

電子タバコと加熱式タバコの違いとは？

image by iStockphoto

電子タバコと加熱式タバコはどちらも喫煙製品の一種で、紙巻きタバコとは違った特徴をもっています。また電子タバコと加熱式タバコは、それぞれ明確に違う点が存在するため、それぞれの特徴についてこの機会に確認しておきましょう。

タバコの「タール」とは？身体への影響とタバコの種類に関連するタールの量についても農学部卒ライターが徹底わかりやすく解説！

その1.電子タバコの特徴

電子タバコは従来のタバコとは異なり、タバコ葉を使用しない喫煙製品です。液体のフレーバーを加熱して蒸気を作り出し、それを吸い込むことでタバコを吸うような感覚を得ることができる仕組みとなっており、実際のタバコ葉は使われていません。

また現在日本で発売されている電子タバコにはニコチンは含まれておらず、このため電子タバコは紙巻きタバコよりも体への悪影響が少ない特徴があります。紙巻きタバコと比較して害の少ない電子タバコですが、健康被害も報告されており、まったく健康に害がないわけではないため注意しましょう。

その2.加熱式タバコの特徴

加熱式タバコは紙巻きタバコとは異なり、タバコ葉を燃やすのではなく加熱して蒸気をつくり吸い込む喫煙製品です。加熱式タバコには、タバコを加熱するための特別な専用機器（デバイス）が含まれています。こちらは電子タバコと異なり、紙巻きタバコと同じくタバコ葉が使用されている点に注意しましょう。

電子タバコとは違いニコチンも含まれており、紙巻きタバコとよく似た感覚を得ることができる製品です。タバコ葉を燃やさないことでタールの発生を抑えており、従来の紙巻きタバコと比べると害は少ないとされ、健康上のリスクを減らすために切り替えが進んでいます。

電子タバコと加熱式タバコではどっちが体に悪い？

image by iStockphoto

体への影響を比較すると、一般的に加熱式タバコの方が体への悪影響が強いとされています。これは加熱式タバコにはニコチンなど体に悪影響のある物質が多く含まれているためです。比較すると電子タバコの方が害が少ないと覚えておきましょう。

電子タバコと加熱式タバコは、どちらも紙巻きタバコと比較すると健康への悪影響が少ないとされていますが、健康へのリスクが全くないわけではありません。アメリカでは電子タバコによるものと疑われる肺疾患の事例なども報告されており、健康への悪影響が多少なりともある点に注意しましょう。

電子タバコと加熱式タバコの値段の差は？

image by iStockphoto

価格は製品ごとに大きく違うため、一概にどちらが安いと言い切ることはできません。しかし一般的に加熱式タバコの方が価格が高いことが多く、電子タバコの方がコスパに優れている傾向があります。こちらの点についても、あわせて確認しておきましょう。

電子タバコと加熱式タバコはタバコ葉を使用しているかどうかが違う！

この記事では電子タバコと加熱式タバコの違いを説明しました。電子タバコと加熱式タバコの違いは、主にタバコの葉を使用しているかどうかという点にあります。電子タバコはタバコの葉を使用しておらず、ニコチンなどの有害物質が含まれていません。対して加熱式タバコはタバコの葉が使用されており、ニコチンなどの有害物質が含まれています。

また体への影響を比較すると、ニコチンが含まれている加熱式タバコの方が悪影響が大きいとされているため注意しましょう。また電子タバコ・加熱式タバコどちらも紙巻きタバコと比較すると体への悪影響が少ないものの、全く悪影響がないわけではないため、こちらも注意が必要となっています。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。