
3分で簡単にわかる!オットセイとアザラシの違いとは?生態や生息地・アシカとの違いも読書家ライターがわかりやすく解説!

ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
オットセイとアザラシの違いとは?

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オットセイとアザラシは、両方とも海に生息する哺乳類であり外見も少し似ているため、混同されることも多い動物です。しかし、実際にはオットセイとアザラシは種類も異なり、外見や生態に違いがあります。オットセイとアザラシの一番の違いは、歩行能力の有無です。
オットセイは陸上を歩けるのに対し、アザラシは後ろ足が短く歩くことができません。外見こそ少し似ているものの、オットセイとアザラシは種類から違う動物となっているため混同してしまわないように注意しましょう。
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その1.外見の違い
オットセイは体が大きくて、出っ張った耳と尖った鼻先を持っています。また毛が艷やかな点も特徴です。対してアザラシは体が小さくて、前脚で体を支えることができないため陸上では寝そべった姿勢のまま過ごします。アザラシの毛はふさふさとしている点が特徴です。
その2.生息地の違い
オットセイは北太平洋・アフリカ南岸・オーストラリア南岸などに生息しています。対してアザラシは北極や南極のほか、地中海やアフリカ北西部沿岸、また日本近海など幅広く分布している動物です。アザラシはかなり広い範囲で見ることができると覚えておきましょう。
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