この記事ではジャーマン・スープレックスとバックドロップの違いについてみていきます。どちらの技も、プロレスでは有名な技でありますが、違いについてあまり考えたことはないよな。
背後から仕掛ける技でありますが、使い手や技のかけ方によって全く違う技にも見えるし、技の名前が違うなど調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回は創始者や使い手についても確認しつつ、プロレスファン歴30年のライターvnobと一緒に解説していきます。

ライター/vnob

プロレスファン歴30年のライター。プロレス技の古今東西では負けたことがなく、小学生のころはプロレスラーになることを目指していた。レスラーと一緒にお酒を飲んだことがある。

ジャーマン・スープレックスとバックドロップの違いとは?

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まずは、違いを語るうえでジャーマン・スープレックスとバックドロップがどういう技であるか説明していきたいと思います。ジャーマン・スープレックスは、背後から両腕を腰にまわしてそのままブリッジをして相手を後方へと投げ、相手の後頭部をマットに叩きつけフォールを奪う技です。

そしてバックドロップは、背後から相手の脇の下に頭を入れて両腕を腰にまわし、そのまま抱えて後方へと反って相手の後頭部をマットに叩き付ける技ですね。

それぞれの技について、創始者や歴史について説明しつつ、ご紹介していきたいと思います。

ジャーマン・スープレックスはブリッジが大事?

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Bject - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

ジャーマン・スープレックスの創始者は、「プロレスの神様」と呼ばれているカール・ゴッチです。アントニオ猪木や藤波辰爾の師匠でもあり、アントニオ猪木にジャーマンスープレックスを伝授しました。レスリングで用いられる背後に回り込んでから後方へ投げるスープレイという投げ技が原型となっています。

なお、日本名は「原爆固め」と呼ばれており、日本人で初めてジャーマン・スープレックスを使ったのは、ヒロ・マツダです。

ジャーマン・スープレックスには投げ捨て式でフォールを取らずにそのまま背後に投げる技もあります。ただ本来はブリッジで押さえ込んでフォールを奪う技であるため、ブリッジが強靭であり、綺麗な角度で落とすことが大事です。

バックドロップはへそで投げる?

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FakeZarathustra - http://picasaweb.google.com/lh/photo/5rdh0BIbAUEdxzZLGnQc6w, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

バックドロップの創始者はティヤシュ・ラヨシュで、柔道の裏投げを改良してバックドロップを生み出したとされています。バックドロップといえばルー・テーズのイメージがありますが、創始者ではなく、日本でバックドロップを広めた人物なんです。ちなみに、へそで投げるというテーズ式バックドロップが一般的なバックドロップであり、日本名は「岩石落とし」と呼ばれています。

なお、他にも横抱えで持ち上げて捻るようにマットに叩きつける捻り式バックドロップや後頭部をマットに叩きつけるのではなく、脳天から垂直に落とす垂直落下式バックドロップなどバックドロップにもいろいろな種類がありますね。

また、バックドロップホールドというバックドロップの状態でクラッチしたままフォールを取る技もあります。

\次のページで「ジャーマン・スープレックスとバックドロップの使い手ランキング」を解説!/

ジャーマン・スープレックスとバックドロップの使い手ランキング

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ジャーマン・スープレックスとバックドロップを使うレスラーはたくさんいますが、その中からランキング形式で使い手を3名ずつご紹介していきたいと思います。3名に絞るのはかなり難しい作業ではありますが、見た目のインパクトや技の威力などを総合的に判断しています

ジャーマン・スープレックスの使い手ベスト3

ジャーマン・スープレックスの使い手の第3位はゲイリー・オブライト。UWFインターナショナルや全日本プロレスで活躍したレスラーですが、何といっても投げる速さがダントツに早い!あまりの速さに受け身が取りづらいことから数々のレスラーをKOしていきました。

第2位は佐山サトルこと初代タイガーマスク。漫画をもとにしたレスラーで、新日本プロレスでプロレスブームが起きるほど人気がありました。タイガー・スープレックスが必殺技のイメージがありますが、ジャーマン・スープレックスのブリッジの角度や綺麗さに注目していただきたいです!

そして、第1位は高山善廣。UWFインターナショナルや全日本プロレス、NOAH、新日本プロレスなど数々の団体で活躍したレスラーです。エベレスト・ジャーマン・スープレックスと呼ばれる196cmの長身から落とされる角度の高さがポイントですね。多くのレスラーから3カウントを奪ってきました。

バックドロップの使い手ベスト3

バックドロップの使い手の第3位は後藤達俊。1990年6月に馳浩が後藤達俊が仕掛けたバックドロップにより心肺停止状態になるという出来事がありました。それ以降、「地獄バックドロップ」などと呼ばれるようになり、バックドロップの使い手として有名になりました。

第2位はスティーブ・ウィリアムス。デンジャラス・バックドロップと呼ばれるように脳天から垂直に落とすとても危険なバックドロップで、破壊力がとてつもないですね。このバックドロップが決まると試合が終わったと思えるほどかなりのインパクトがありました。

そして、第1位はジャンボ鶴田ルー・テーズからバックドロップの正統な後継者として指名されており、バックドロップといえばジャンボ鶴田ですよね。「相手の受身の技量によって落とす角度を変える」と発言しており、全力のバックドロップはどんな角度で落とすのかと考えると恐ろしいですね。

ジャーマン・スープレックスもバックドロップも使い手によって違う技になる

ジャーマン・スープレックスとバックドロップの原形となった技がレスリングと柔道という歴史の違いもありますが、ジャーマン・スープレックスはそのままフォールを奪う技、バックドロップはフォールを取るために使う技であるのが大きな違いだと思いますね。

ただし、今回ご紹介したように、使い手によっては同じジャーマン・スープレックスやバックドロップでも、技のかけ方や落とす角度など技としては全く違う技になるのではないかというのが結論となります。

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雑学

簡単でわかりやすい!ジャーマン・スープレックスとバックドロップの違いとは?創始者や使い手もプロレス好きライターが詳しく解説

この記事ではジャーマン・スープレックスとバックドロップの違いについてみていきます。どちらの技も、プロレスでは有名な技でありますが、違いについてあまり考えたことはないよな。
背後から仕掛ける技でありますが、使い手や技のかけ方によって全く違う技にも見えるし、技の名前が違うなど調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回は創始者や使い手についても確認しつつ、プロレスファン歴30年のライターvnobと一緒に解説していきます。

ライター/vnob

プロレスファン歴30年のライター。プロレス技の古今東西では負けたことがなく、小学生のころはプロレスラーになることを目指していた。レスラーと一緒にお酒を飲んだことがある。

ジャーマン・スープレックスとバックドロップの違いとは?

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まずは、違いを語るうえでジャーマン・スープレックスとバックドロップがどういう技であるか説明していきたいと思います。ジャーマン・スープレックスは、背後から両腕を腰にまわしてそのままブリッジをして相手を後方へと投げ、相手の後頭部をマットに叩きつけフォールを奪う技です。

そしてバックドロップは、背後から相手の脇の下に頭を入れて両腕を腰にまわし、そのまま抱えて後方へと反って相手の後頭部をマットに叩き付ける技ですね。

それぞれの技について、創始者や歴史について説明しつつ、ご紹介していきたいと思います。

ジャーマン・スープレックスはブリッジが大事?

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ジャーマン・スープレックスの創始者は、「プロレスの神様」と呼ばれているカール・ゴッチです。アントニオ猪木や藤波辰爾の師匠でもあり、アントニオ猪木にジャーマンスープレックスを伝授しました。レスリングで用いられる背後に回り込んでから後方へ投げるスープレイという投げ技が原型となっています。

なお、日本名は「原爆固め」と呼ばれており、日本人で初めてジャーマン・スープレックスを使ったのは、ヒロ・マツダです。

ジャーマン・スープレックスには投げ捨て式でフォールを取らずにそのまま背後に投げる技もあります。ただ本来はブリッジで押さえ込んでフォールを奪う技であるため、ブリッジが強靭であり、綺麗な角度で落とすことが大事です。

バックドロップはへそで投げる?

バックドロップの創始者はティヤシュ・ラヨシュで、柔道の裏投げを改良してバックドロップを生み出したとされています。バックドロップといえばルー・テーズのイメージがありますが、創始者ではなく、日本でバックドロップを広めた人物なんです。ちなみに、へそで投げるというテーズ式バックドロップが一般的なバックドロップであり、日本名は「岩石落とし」と呼ばれています。

なお、他にも横抱えで持ち上げて捻るようにマットに叩きつける捻り式バックドロップや後頭部をマットに叩きつけるのではなく、脳天から垂直に落とす垂直落下式バックドロップなどバックドロップにもいろいろな種類がありますね。

また、バックドロップホールドというバックドロップの状態でクラッチしたままフォールを取る技もあります。

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