雑学

3分で簡単にわかる!「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違い!起きやすいのはどちらのタイミング?主婦ライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではレム睡眠とノンレム睡眠の違いについてみていくぞ。睡眠の状態には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があることは知っているだろうか。違いはずばり脳や身体の状態のようだが、それぞれ異なる重要な役割があるみたいだ。今回はそんなレム睡眠とノンレム睡眠の違いを、定義や周期なども確認しつつ、文学好きの主婦ライターえぬともと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/えぬとも

文学好きの主婦ライター。学生時代は日本文学を専攻し、日本史や日本美術史など幅広く学ぶ。現在は2人の子どもの子育てに奮闘中。今回は、主婦としての経験を生かして2つの言葉の違いについて解説していく。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いとは?

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「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という言葉はご存じでしょうか。睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があり、わたしたちは一晩の間にこのレム睡眠とノンレム睡眠を約90分周期で繰り返していると言われています。

これらの違いをざっくりというと、脳や身体の状態。レム睡眠では脳が活発に動いていますが、ノンレム睡眠では大脳も休息していることがわかっています。それでは、レム睡眠とノンレム睡眠についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

レム睡眠:脳が活発に動く浅い睡眠

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レム睡眠とは、脳が活発に動いている浅い睡眠のこと急速眼球運動(rapid eye movements: REMs)を特徴とすることから、頭文字をとってレム睡眠と名づけられました。

約90分の睡眠周期の最後に出現し、睡眠時間が経過するにつれてレム睡眠の時間が長くなっていく傾向です。また、健康な人をレム睡眠のときに起こすと、80%の割合で夢を見ていたと話すことから、レム睡眠中は夢を見やすいと考えられています。

ノンレム睡眠:脳も休息する深い睡眠

ノンレム睡眠(non-REM sleep)とは、大脳も休息する深い睡眠のこと。ノンレム睡眠は、睡眠の深さによって4つのステージに分類されます。一般的に、入眠直後は深いノンレム睡眠(=徐波睡眠)から始まり、朝方にかけて浅いノンレム睡眠が増えていく傾向。

居眠りはノンレム睡眠と言われており、短時間の居眠りでもスッキリしたと感じるのは、ノンレム睡眠によって脳が休息しているからなのです。

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レム睡眠とノンレム睡眠、目覚めやすいのはレム睡眠の状態の時だ。そのため、レム睡眠のタイミングに合わせて目覚ましを設定しておくとすっきりと目覚めることができるぞ。睡眠周期が90分から120分であることを頭において、起床時間を設定するのがおすすめだ。

レム睡眠とノンレム睡眠の役割

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レム睡眠とノンレム睡眠にはそれぞれ異なる重要な役割があります。それぞれについてみていきましょう。

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