雑学

3分で簡単に分かる「警視庁」と「警察庁」の違い!全国を管轄するのはどっち?院卒日本語教師が分かりやすく解説

みんなは刑事ドラマや推理系のドラマ・アニメなどは見るかな? そういったドラマなどでよく出てくる言葉に「警視庁」と「警察庁」がある。ひょっとしたら今言われて初めて2つの言葉が存在することに気づいた人もいるかもしれませんね。

この「警視庁」と「警察庁」、どちらも警察の組織ではあるのですが違う組織なんですね。違いを理解すると、刑事ドラマがもっと面白くなるかもしれない。

今回はその「警視庁」と「警察庁」について、院卒日本語教師の”むかいひろき”と一緒に解説していきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学に再就職した、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に言葉や雑学について分かりやすく解説していく。

「警視庁」と「警察庁」は管轄範囲が違う!

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誰もが一度は聞いたことがある「警視庁」と「警察庁」。しかし、その違いを問われると意外と理解できていない人が多いかもしれません。1つの組織だと思い込んでいた人もいるかもしれませんね。早速、「警視庁」と「警察庁」の違いを確認していきましょう。

「警視庁」:東京都を管轄

「警視庁(けいしちょう)」は47都道府県に置かれている「警察本部」の1つで、東京都に置かれている「警察本部」が「警視庁」です。「警察本部」は各都道府県ごとに自県の警察を統括する本部組織のことをいいます。つまり、「警視庁」は東京都の警察の本部…というわけですね。

刑事ドラマで「警視庁」の刑事が事件の捜査をしていたら、ほとんどの場合で東京で発生したり、東京に何か関連があったりする事件だと考えていいでしょう。

「警察庁」:日本全国を管轄

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「警察庁」は各都道府県の警察の指揮・監督を行う組織です。つまり、先ほど紹介した東京都の警察組織の本部である「警視庁」や、その他の道府県警察本部の上に立つ、日本全国の警察の総本部…といえるでしょう。もっと簡単に言えば、日本の警察のボス組織ですね。

「警察庁」は「国家公安委員会」という国の公安に関わる警察行政・管理を行う最高機関の管理下にあり、この「国家公安委員会」の上にいるのが内閣総理大臣です。全国の警察を管轄する組織であるだけに、「警視庁」やその他の道府県警察本部よりも、国家の中枢に近い存在といえるでしょう。

「警視庁」と「警察庁」の大きな違いは、その管轄範囲ですね。「警視庁」が東京都を管轄範囲とするのに対し、「警察庁」はさらにその上に立ち、日本全国の警察を管轄しています。どちらも日本に暮らす人々の暮らしの安全を守るための組織であることには変わりありません。

\次のページで「なぜ東京都だけ「警視庁」?」を解説!/

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