この記事ではワークマンとワークマンプラスの違いについてみていきます。ワークマンは工事現場のプロや職人専門のお店といったイメージがあるよな。そんなワークマンですが、2018年にワークマンプラスという新業態がスタートし一般人向けの商品も取り扱うようになってきたんだそう。今回はそんな職人専門のアイテムから一般人向けの日常に寄り添った商品までを提供するよう変貌を遂げた「ワークマン」と「ワークマンプラス」について工事会社勤務の現役OLライターyukoと一緒に解説していきます。

ライター/yuko

工事会社勤務9年目。入社から現在まで、現場踏査や設計業務など幅広く経験。地下埋設物には少々くわしい。専門用語が飛び交う職場で自分の言葉に置き換え、理解しなおす言語化作業に日々奮闘中の現役OLライター。

ワークマンとワークマンプラスの違いはターゲット客層やコンセプト

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ワークマンとワークマンプラスの違いはコンセプトにあります。簡単に説明すると以前のワークマンはプロの職人向けのワークウェアや作業用品を扱う専門店であったのに対して、新業態であるワークマンプラスはワークマンの作業着をつくる上で培ってきた技術力を活かして、一般の人たちの生活にも密着したライフウェアを扱うブランドになっているんだそう。ここからくわしくみていきましょう。

ワークマン:職人向けのワーキングウェアや作業用品

ワークマンは1980年に「職人の店」としてフランチャイズシステムでスタート。工事現場で働くひとのために作業服や作業用品を豊富に扱う専門店という印象でした。その後「声のする方に、進化する」というトップメッセージを掲げ、働くひとへ便利で高機能、高品質、低価格な商品を販売、提供し続けているのだそう。

プライベートブランド商品も大変魅力的で人気ですね。2018年には「ワークマンプラス」という新業態をオープン。2020年には「#ワークマン女子」の出店がスタート。職人のみならず一般のひとたちにも必要とされるブランドへと進化してきています。

ワークマンプラス:日常使いにもぴったりな機能性ウェア

2018年にワークマンの新業態としてスタートしたのが「ワークマンプラス」になります。正式表記は「WORKMANPlus」。作業着つまりワーキングウェアに留まらず、アウトドアやスポーツなどさまざまな場面で活躍する商品を展開中です。ワーキングウェアを作り続けてきたワークマンだから提供できる、日常使いにも便利で、機能性のよい商品が数多くあるんだそう。

#ワークマン女子とは?

「#ワークマン女子」とは、「カコクな365日(にちじょう)を、ステキに変える」をコンセプトに2020年に誕生したワークマンの女性向け新業態。雨に強い洋服や、紫外線対策、泥汚れなど、女性が日常的に遭遇するであろうカコクな状況をワークマンの機能を介して我慢せずにストレスなく過ごそうというメッセージが含まれています。

つまり、「#ワークマン女子」とは、女性のストレスをなくし気持ちに余裕のあふれる毎日の創造をお手伝いするためのブランドだといえるでしょう。

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ここまで違う?!ワークマンとワークマンプラスを徹底比較

ここからはワークマンとワークマンプラスの商品ラインナップや、店舗数、ターゲット顧客などを比較してみていきましょう。

違うポイント1:創業年数と店舗数

ワークマンは1980年に「職人の店 ワークマン」として事業を開始。2023年現在では、全国に488店舗を構えています。また、ワークマンプラスは2018年に、ワークマンの新状態として事業スタート。2023年現在では全国に457店舗展開されているんだそう。ちなみに#ワークマン女子は2020年にスタートし、2023年現在で全国25店舗で営業をおこなっています。

違うポイント2:客層と品揃え

ワークマンとワークマンプラスの違いは、ターゲットとなる客層と客層に合わせた品揃えにもみられます。ワークマンはあくまでワーキングウェアに特化した業態のため、工事従事者や職人へむけたプロも満足する作業着や作業用品を販売。ワークマンプラスは、商品ブランドもアウトドアやスポーツなど、職人以外の一般のひとでも購入したくなるような商品がそろっているんだそう。ターゲットとなる客層も広くなっていることがうかがえますね。

しかし実はワークマンとワークマンプラスで提供されている商品は同一ものになるのだそう。陳列方法や見せ方が異なるだけでどちらの店舗でも仕入れ状況など外的な理由がない限り、同様の商品を購入することが可能です。

違うポイント3:コンセプト

ワークマンのコンセプトは「職人の店 ワークマン」からスタートし、現在ではトップメッセージとして「声のする方に、進化する」と掲げています。このような変化から、移り行く社会情勢に柔軟に対応していこうとする姿勢が見受けられますね。実際に「ワークマンプラス」や「#ワークマン女子」も、トレンドを意識した時代に合った業態になっているでしょう。

ワークマンプラスのコンセプトは「高機能×低価格のサプライズをすべての人へ」。このコンセプトをもとにプライベートブランドとして3種類のブランドを展開しています。

ワークマンプラスを代表する3ブランド

ワークマンプラスでは、ワークマンの低単価で機能性に優れたワークウェアをつくる技術をいかして、日常のさまざまなシーンで取り入れやすい商品をFieldCore(フィールドコア)、Find-Out(ファインドアウト)、AEGIS(イージス)と3ブランドで展開しています。ここからくわしく紹介していきましょう。

アウトドアブランド:FieldCore(フィールドコア)

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FieldCore(フィールドコア)は、一般的なアウトドアブランドの3分の1の定価を目指して作られたデザイン性とファッション性の高いカジュアルウェアブランド。ワークマンの技術をいかした作業着の品質をそのままに、タウンユースでも使い勝手のいい商品が並びます。

子供用の衣服から、撥水スカート、デニムジャケット、テントやタープ、ダウンシュラフ(寝袋)まで、品揃えも豊富。「山」をイメージしたこだわりのロゴも特徴的です。

\次のページで「スポーツブランド:Find-Out(ファインドアウト)」を解説!/

スポーツブランド:Find-Out(ファインドアウト)

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Find-Out(ファインドアウト)は、スポーツやトレーニングの場でもおすすめな機能性の高いオリジナルウェアブランド。デザイン性も高く、スポーツ用途だけではなく、休日やお出かけの際のカジュアルスタイルにもぴったり。

超低価格を実現するため、生産から販売までを一貫して提供しているのだそう。ランニングウェアから、ゴルフウェア、ゴルフグローブ、靴や靴下まで、幅広い商品を販売中。「風」をイメージしたロゴからは躍動感を感じます。

レインウェアブランド:AEGIS(イージス)

AEGIS(イージス)は、防水性能に優れたワークマンの自信作ブランドなんだそう。ワークウェアとしてはもちろん、バイクのライダーや釣り人、ウィンタースポーツやマリンレジャー愛好家まで、撥水ウェアを必要とする多くのひとへ向けたレインウェアブランドになりますね。

使い勝手も抜群で、防水キャップや、防水リュック、防水バックまで、日常のさまざまな場面で大活躍な商品がラインナップされています。

ワークマンをもっと身近に!ワークマンプラスで楽しくお買い物!

以前は職人向けのワークウェアやプロ仕様の作業用品などを扱う店舗で、その他の職種の方が身近に感じることが難しかったワークマンですが、現在では「声のする方に、進化する」を体現するように、さまざまな商品がそろっています。低価格で高品質な商品を数多く提供できるのは、ワークウェアを作ってきた経験があってこそのことでしょう。

ネットショッピングでも購入することが可能です。ぜひ1度覗いてみては?そして、店舗へも足を運んでお気に入りの1着を探してみるのもいいですね。

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簡単でわかりやすい!ワークマンとワークマンプラスの違いとは?店舗数や品揃え、ワークマン女子についても工事会社勤務の現役OLライターがくわしく解説

ここまで違う?!ワークマンとワークマンプラスを徹底比較

ここからはワークマンとワークマンプラスの商品ラインナップや、店舗数、ターゲット顧客などを比較してみていきましょう。

違うポイント1:創業年数と店舗数

ワークマンは1980年に「職人の店 ワークマン」として事業を開始。2023年現在では、全国に488店舗を構えています。また、ワークマンプラスは2018年に、ワークマンの新状態として事業スタート。2023年現在では全国に457店舗展開されているんだそう。ちなみに#ワークマン女子は2020年にスタートし、2023年現在で全国25店舗で営業をおこなっています。

違うポイント2:客層と品揃え

ワークマンとワークマンプラスの違いは、ターゲットとなる客層と客層に合わせた品揃えにもみられます。ワークマンはあくまでワーキングウェアに特化した業態のため、工事従事者や職人へむけたプロも満足する作業着や作業用品を販売。ワークマンプラスは、商品ブランドもアウトドアやスポーツなど、職人以外の一般のひとでも購入したくなるような商品がそろっているんだそう。ターゲットとなる客層も広くなっていることがうかがえますね。

しかし実はワークマンとワークマンプラスで提供されている商品は同一ものになるのだそう。陳列方法や見せ方が異なるだけでどちらの店舗でも仕入れ状況など外的な理由がない限り、同様の商品を購入することが可能です。

違うポイント3:コンセプト

ワークマンのコンセプトは「職人の店 ワークマン」からスタートし、現在ではトップメッセージとして「声のする方に、進化する」と掲げています。このような変化から、移り行く社会情勢に柔軟に対応していこうとする姿勢が見受けられますね。実際に「ワークマンプラス」や「#ワークマン女子」も、トレンドを意識した時代に合った業態になっているでしょう。

ワークマンプラスのコンセプトは「高機能×低価格のサプライズをすべての人へ」。このコンセプトをもとにプライベートブランドとして3種類のブランドを展開しています。

ワークマンプラスを代表する3ブランド

ワークマンプラスでは、ワークマンの低単価で機能性に優れたワークウェアをつくる技術をいかして、日常のさまざまなシーンで取り入れやすい商品をFieldCore(フィールドコア)、Find-Out(ファインドアウト)、AEGIS(イージス)と3ブランドで展開しています。ここからくわしく紹介していきましょう。

アウトドアブランド:FieldCore(フィールドコア)

image by iStockphoto

FieldCore(フィールドコア)は、一般的なアウトドアブランドの3分の1の定価を目指して作られたデザイン性とファッション性の高いカジュアルウェアブランド。ワークマンの技術をいかした作業着の品質をそのままに、タウンユースでも使い勝手のいい商品が並びます。

子供用の衣服から、撥水スカート、デニムジャケット、テントやタープ、ダウンシュラフ(寝袋)まで、品揃えも豊富。「山」をイメージしたこだわりのロゴも特徴的です。

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