雑学

簡単でわかりやすい!目標と抱負の違いとは?どちらがより具体的?似た意味の言葉も日本語大好きライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では目標と抱負の違いについてみていくぞ。どちらも何か成し遂げたいことがある時に宣言するものというイメージがあるよな。目標と抱負は明確な関係性のある言葉のため、意味には少し違いがあるようだ。今回は新年をはじめとする決意表明をする場で使われるがちなこれらの言葉について、日本語が大好きな会社員ライターれおな=007一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

れおな=007

ライター/れおな=007

会社員として平日勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。事務職としてのキャリアがあり、言葉の意味や日常生活に関連する雑学が得意分野。独自の切り口や表現で同僚とコミュニケーションを取る、いわば言葉の研究家。

目標と抱負のざっくりとした違いは?

目標と抱負という言葉について説明できますか。例えば新年に「今年の抱負は?」と聞かれるように、皆が心機一転する機会に使われることが多いのではないでしょうか。本項ではこれらの言葉の意味の違い及び関係性について簡単に説明します。

目標:自分が行動して目指す地点

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目標とは自分が行動して目指す地点について、言及した言葉です。つまり何を成し遂げたいか、どのような結果をねらっているのかを明らかにしたい時に使います。今年中や何歳になるまでなどと期限も決めていることも多く、それによってより具体性が生まれるでしょう。

抱負:目標のための具体的な計画

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目標達成のための具体的な計画を示す時、抱負という言葉を使います。抱負は目標に対する行動に焦点が当てられており、到達点についてはあまり言及されていません。つまり目標が明確になることによって、抱負も定まってくるというイメージです。

目標と抱負はどのように使い分ける?

前項では目標と抱負の意味の違い及び関係性について触れましたが、本項ではそれにともなって目標と抱負を使う場面について解説していきます。

目標:目指す到達点を伝える時

目標という言葉を使うのは、目指す到達点について言及する時です。例文のように数字や資格取得などの明確な結果があり、期限も決めていることが多いでしょう。

\次のページで「抱負:目標のための具体的行動を伝える時」を解説!/

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