文化・歴史雑学

3分で簡単にわかる日蓮宗と浄土真宗の違い!お題目って何?葬儀における違いも雑学好きライターがわかりやすく解説

日蓮宗:故人を霊山浄土へ送る壮行式

「日蓮宗」では「お題目」唱え一心に法華経を信じれば、必ず霊山浄土(りょうぜんじょうど:お釈迦様が説法をしたという山)に向かうことができるという前提があります。そのため「日蓮宗」にとって葬儀とは「お題目」を唱え、個人が無事に霊山浄土へ辿り着くことを祈念する壮行式のような儀式です。

浄土真宗:阿弥陀如来へ感謝を告げる式

「浄土真宗」は「日蓮宗」と異なり、故人の死後の幸福のために葬儀をするわけではありません。なぜなら「阿弥陀如来」により死後の幸福は約束されているので、ことさら祈念する必要がないからです。むしろ救いを与えてくれる阿弥陀如来に感謝を告げるための儀式と言えます。

派によりますが、基本的に死者に死に装束を着せることもなければ塩で清めることもありません。あくまでありのままの故人で旅立てるという考えがあるのです。

日蓮宗と浄土真宗は信仰の対象、お祈りの言葉、葬儀が違う

ここまで「日蓮宗」と「浄土真宗」の違いを解説してきました。信仰の対象、お祈りの言葉、葬儀の考え方といったすべてがまったく異なる宗派であることがおわかりいただけたと思います。

実は仏教に関して、日本は独自の発展を遂げてきた国です。他にも個性的な宗派はたくさんあります。日本人はいろいろな宗教を取り込んできましたが、お墓についてはどこかのお寺に檀家として所属している家庭がほとんど。まずは自分の家庭の宗派を知ると、一族のバックボーンなどが見えてきて面白いですよ。

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