暮らし言葉雑学

簡単でわかりやすい!「アスファルト」と「コンクリート」の 違いとは?色や強度・適した施工内容も工事会社勤務の現役OLライターがくわしく解説

この記事ではアスファルトとコンクリートの違いについてみていきます。どちらも道路を舗装するときの材料といったイメージがあるよな。違いはずばり原料にあるようです。さらに、原料が違うことによって、色や強度、使用目的まで各々に特徴をもっているらしいのです。今回はそんな舗装工事に欠かせない材料の違いをメリットやデメリットまで確認しながら工事会社勤務の現役OLライターyukoと一緒に解説していきます。

ライター/yuko

工事会社勤務9年目。入社から現在まで、現場踏査や設計業務など幅広く経験。地下埋設物には少々くわしい。専門用語が飛び交う職場で自分の言葉に置き換え、理解しなおす言語化作業に日々奮闘中の現役OLライター。

アスファルトとコンクリートの違いは原料

image by iStockphoto

アスファルトとコンクリートの違いは原料にあります。簡単に説明すると、アスファルトは原油を原料とした物質で、コンクリートはモルタルに砂利を混ぜたものになりますね。まずはセメントやモルタルとも比較しながら、各々の違いについて詳しくみていきましょう。

アスファルト:原油を原料とした物質

アスファルトとは原油に含まれる炭化水素類という成分のなかで粘度が高く最も重い物質のことをさしています。また、よく耳にする「アスコン」とはアスファルトコンクリート合材の略称で、フィラーと呼ばれる鉱物質微粉末や、砂利と砂、瀝青(れきせい)材料などの混合物のこと。ちなみにフィラーとは充填剤のことで、0.075mmのふるいを通過するほど微細なもののことです。

アスファルトの見た目は、黒褐色や黒色。排水性や透水性に優れ、道路舗装の基層部分から表層部分にかけて使用されることが多いです。高温では液体で、常温では固体である点も特徴だといえるでしょう。

コンクリート:モルタルに砂利を混ぜたもの

コンクリートとは、モルタルに砂利を混ぜ合わせたもののこと。色はグレーや白色で、住居の駐車場などに使用されたり、道路の街渠部分で使用されることが多いです。また、コンクリート打ちっぱなしの住居などもあるようにデザイン性にも優れ耐久性が高いところも特徴になっています。

また、コンクリートは常にかき回していないと硬化するという性質もあるため、施工に際してはミキサー車で運搬されることが一般的なんだそう。

セメントやモルタルとの違いは?

セメントとは、粘度を含む石灰石や石膏などを合わせて焼いて作った粉末のこと。モルタルやコンクリートの材料にもなっていますね。モルタルとは、セメントに砂と水を混ぜたもの。さらにコンクリートとは、モルタルに砂利を混ぜ合わせたものになります。

モルタルは小規模な施工時であれば現場でセメントと水を混ぜて使用することができるので、利便性が高いといえるでしょう。また、コンクリートはモルタル以上に頑丈なところが特徴です。

\次のページで「アスファルトとコンクリート、それぞれ適した施工場面は?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: