味噌と言えば「赤味噌」と「白味噌」が有名です。
しかし話が「白味噌」と「西京味噌」となると、見た目も味もそっくりで何が違うのかわからない人も多いでしょう。
今回は「白味噌」と「西京味噌」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

白味噌と西京味噌の違い

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「白味噌」も「西京味噌」も白に近い色をしていて、甘味が特徴的な味噌ですよね。ですが両者の違いはいったい何なのでしょうか。ここではまず「白味噌」と「西京味噌」の違いについて解説していきます。

白味噌と西京味噌は同じ味噌

結論から言うと、「白味噌」と「西京味噌」は同じ味噌です。呼び方が2種類存在するだけということになります。当然塩分などの諸成分も同じです。「白味噌(西京味噌)」は赤味噌に比べ米麹の量が多いため、塩分が少なく甘味が強いのが特徴。また熟成期間が短いために発酵がそこまで進まず、白色に近い色あいと上品な香りが生まれます。

商品名に西京味噌と記載するには条件がある

「白味噌」も「西京味噌」も同じ味噌ですが、「西京味噌」のみ商品名に記載するための条件があります。京都府味噌工業協同組合という団体が制定している厳しい基準を満たさなければ名乗れないので、ある意味味噌のブランド名です。もちろん日常生活で呼称する分には自由に「西京味噌」を使用してかまいません。

\次のページで「なぜ白味噌、西京味噌と呼ばれるようになったのか」を解説!/

なぜ白味噌、西京味噌と呼ばれるようになったのか

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「白味噌」と「西京味噌」が同じ味噌を指すことについてはおわかりいただけたと思います。ここで気になるのは、なぜ2つの呼び名が存在しているのかですよね。ここでは「白味噌」と「西京味噌」という言葉の由来を解説していきます。

白味噌:赤味噌に対して名付けられた

「白味噌」は「赤味噌」に対して名付けられた呼び名です。見た目の通り「白い味噌」だからですね。それはすなわち、赤味噌も普及している地域でどちらも使用されていたことに由来しているんです。

なお長野県で造られている「信州味噌」は、独自の基準で「赤味噌」と「白味噌」を定義しています。「信州味噌」は山吹色(オレンジと黄色の中間)を基準に、それより色が濃ければ「赤味噌」、それより色が薄ければ「白味噌」と定義しているんです。

西京味噌:関東の人が名付けた

「西京味噌」とは関東の人が名付けた呼び名だと言われています。「西の京」、すなわち京都および関西圏で造られた味噌が「白味噌」だったために、「西京味噌」と呼ぶようになりました。ニュアンスの違いがあるとすれば、関東の人からすれば「白味噌」と呼ぶよりも高級なイメージがあるようです。現代では前述の通り商品名においてブランド化していますね。

白味噌(西京味噌)を使ったおすすめ料理

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「白味噌(西京味噌)」の特徴を知ると、どんな料理に合うのか気になりますよね。「白味噌(西京味噌)」は料亭の味のイメージがありますが、ご家庭にあれば色々なシーンで活躍する優秀な調味料でもあるんです。ここでは「白味噌(西京味噌)」を使ったおすすめ料理を紹介していきます。

\次のページで「定番のお味噌汁」を解説!/

定番のお味噌汁

「白味噌(西京味噌)」は甘く柔らかい味わいが特徴。そのためお味噌汁にすると、ふんわりとした落ち着きのある味に仕上がります。濃厚でクリーミーな仕上がりになるので、具としては大根やカブ、ホウレンソウなど、洋食のスープなどに使用される薄味な野菜を入れるのがおすすめです。

西京味噌と言えば西京焼き

「西京焼き」は名前の通り「西京味噌」の味わいを存分に引き出せる料理です。スーパーで「西京味噌」漬けにされている魚を購入すれば、オーブンやフライパンで焼くだけで作ることができます。

しかし自宅でも意外と簡単に作れるんです。「西京味噌(白味噌)」、酒、みりん、砂糖を合わせた味噌ダレを作り、魚の切り身を一晩漬けこんでおけばOK。お手軽に「西京焼き」のベースが完成します。

白味噌と西京味噌は同じ味噌

ここまで「白味噌」と「西京味噌」の違い、2種類の呼び方が存在する理由、そして「白味噌(西京味噌)」を使ったおすすめの料理について解説してきました。早速「白味噌(西京味噌)」を使ってみたくなったのではないでしょうか。

味噌は日本が誇る調味料であり、年々世界的な知名度も向上しています。和食離れが進む現代日本人には、ぜひ「白味噌(西京味噌)」の良さに気づいてもらいたいものですね。

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雑学食べ物・飲み物

3分で簡単にわかる白味噌と西京味噌の違い!塩分が高いのはどっち?おすすめの料理も雑学好きライターがわかりやすく解説

味噌と言えば「赤味噌」と「白味噌」が有名です。
しかし話が「白味噌」と「西京味噌」となると、見た目も味もそっくりで何が違うのかわからない人も多いでしょう。
今回は「白味噌」と「西京味噌」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

白味噌と西京味噌の違い

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「白味噌」も「西京味噌」も白に近い色をしていて、甘味が特徴的な味噌ですよね。ですが両者の違いはいったい何なのでしょうか。ここではまず「白味噌」と「西京味噌」の違いについて解説していきます。

白味噌と西京味噌は同じ味噌

結論から言うと、「白味噌」と「西京味噌」は同じ味噌です。呼び方が2種類存在するだけということになります。当然塩分などの諸成分も同じです。「白味噌(西京味噌)」は赤味噌に比べ米麹の量が多いため、塩分が少なく甘味が強いのが特徴。また熟成期間が短いために発酵がそこまで進まず、白色に近い色あいと上品な香りが生まれます。

商品名に西京味噌と記載するには条件がある

「白味噌」も「西京味噌」も同じ味噌ですが、「西京味噌」のみ商品名に記載するための条件があります。京都府味噌工業協同組合という団体が制定している厳しい基準を満たさなければ名乗れないので、ある意味味噌のブランド名です。もちろん日常生活で呼称する分には自由に「西京味噌」を使用してかまいません。

\次のページで「なぜ白味噌、西京味噌と呼ばれるようになったのか」を解説!/

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