この記事では郵便と宅配便の違いについてみていきます。どちらも何かを送り届けるサービスであることは共通していますね。違いはずばり送る内容物のようですが、それにともなってルールや業者、オプションにも違いが見られる。今回はそんな日常生活を支えるサービスの違いを、事務員として勤務するライターれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

会社員として勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。事務員としてのキャリアがあり、業務によって日常生活に近い部分の知識が豊富。独自の切り口や表現を研究、駆使して我が道を行く言葉の冒険家。

郵便と宅配便の大まかな違いは?

現代の日常生活とは切っても切れないサービス、郵便と宅配便にはどのような違いが見られるでしょうか。本項ではそれぞれのサービスについて、まずはざっくりと比較していきます。

郵便:信書を国内全体に配達するサービスで日本郵便のみが取り扱う

image by iStockphoto

郵便は日本郵便のみが取り扱う、手紙やハガキをはじめとする信書を配達するサービスです。追跡ができないポスト投函が基本で、簡易書留などのオプションは別料金のサービスになっています。日本全体に信書を送る点で公共性が重視されており、日本郵便がなるべく据え置いた状態になるよう料金を決定しているのです。

宅配便:荷物を家庭などに配達するサービスでさまざまな企業が参入

image by iStockphoto

宅配便は荷物を家庭に配達するサービスのことで、さまざまな運送業者が参入しています。食品や日用品から精密機器や家具まで幅広い荷物に対応していますが、手紙やハガキは発送できません。もちろん配送に関するオプションの種類も豊富で、配達指定日時や内容物に合った配送方法の選択が可能です。

違いその1.送れる内容物

郵便と宅配便では送れる内容物が違います。本項ではそれぞれのサービスにおいて、内容物として扱われるものを比較していきましょう。

郵便:手紙やはがきといった信書

image by iStockphoto

郵便で送れるのは、手紙やはがきといった信書と呼ばれる書類です。これらの書類は読む人が限定される書き方で宛名が入っており、内容も宛名の相手に即したものになっています。個人的な手紙や会合への招待状、公的書類を含む証明書などがその具体例です。

\次のページで「宅配便:食品や日用品など幅広い種類の荷物」を解説!/

宅配便:食品や日用品など幅広い種類の荷物

image by iStockphoto

宅配便を使うと、食品や日用品はもちろん精密機器や家具といったさまざまな種類の荷物を送れます。基本的に各運送会社が提示する規格に収まり、内容物が明記されていれば引き受け可能です。反対に補償金額を超えてしまう高価なものや生き物、危険物は引き受けてもらえないので他の手段を考えましょう。

違いその2.取り扱う業者

郵便と宅配便では取り扱う業者が違います。本項ではそれぞれのサービスを扱える業者について比較し、そのために起こりうる事象についてざっくりと説明していきましょう。

郵便:日本郵便のみ

現行の法律に基づくと、日本国内の郵便を取り扱えるのは日本郵便のみとされています。決して民間の運送業者等が参入できないのではないですが、郵便に求められる基準が厳しく参入する企業がないのが実際です。

そのため宅配便を扱う業者に手紙の配達を依頼しても、引き受けてもらえません。また信書にあたる書類を宅配便で送ったのであれば、送った本人及び配送業者が法律により罰せられます。

\次のページで「宅配便:さまざまな業者が参入」を解説!/

宅配便:さまざまな業者が参入

宅配便には上述の日本郵便を含む、さまざまな運送業者が参入しています。もちろん各社ごとにサイズ区切りや配達日数、時間帯指定の可否が分かれており、どのような条件下で荷物を送るかによって使い分けることが必要です。離島などのように荷物を引き渡した配送業者による配達が不可能な地域に関しては、別の配達業者に引き継がれることもあります。

違いその3.基本料金の体系

郵便と宅配便では、基本料金の体系が異なったものです。本項ではそれぞれのサービスで採用されている基本料金の体系を比較し、詳しく解説していきます。

郵便:重さや形状で決まっていて全国一律

image by iStockphoto

郵便は送る信書の切手や封筒を含んだ総重量や形状で金額が決まり、国内であれば送料は一律です。ハガキや切手の価格は通信費と呼ばれる公共料金に該当するもので、日本郵便がこれを決定しています。そのため手紙やハガキの料金が値上げされた場合、差額分の切手を用意しなければなりません。また郵便局で昔のハガキを現行のものに交換する場合、手数料がかかる点に注意が必要です。

宅配便:サイズと発着地で算出

image by iStockphoto

国内に送る宅配便の場合、サイズと発着地をもとに料金が算出されます。具体的には荷物の3辺の長さの合計または重量で該当する規格、発着する都道府県を確認し料金を決定するのです。

ただし離島など運送業者によっては配達不可能な地域があり、別の業者に引き継がれる分料金が加算されるかもしれません。また営業所に持ち込んだり運送業者のサイトのアカウントを取得していたりすると、割引が適用されることもあります。

違いその4.配送時のオプション

郵便や宅配便は送るものや基本料金に対する考え方が違うため、使えるオプションの体系も違います。本項ではそれぞれのサービスで指定できるオプションについて、比較してみていきましょう。

郵便:オプションは基本的に有料

郵便で使えるオプションには速達や簡易書留といったものがありますが、基本的に追加料金がかかります。なぜなら郵便というサービスそのものは公共のものであり、基本の料金が据え置かれているからです。そのためポスト投函かつ追跡ができないという条件での発送では不具合がある場合は、郵便局の窓口で料金を払って手続きをすると確実に発送できます。

宅配便:無料オプションもあり種類も豊富

宅配便のオプションは無料で使えるものも多く、具体的には配達指定日時やクール便などが挙げられます。各社の送り状に漏れなく記載、オプション内容を記載したシールを貼るなどすると対応してもらえるでしょう。もちろん置き配達も無料で対応してもらえることがほとんどですが、配達完了後は補償対象にならないので注意が必要です。

郵便は手紙やハガキ、宅配便はさまざまな荷物を送れるが、料金体系やオプションも違う

ここまで比較してきたとおり郵便では手紙やハガキといった信書が送れ、宅配便ではさまざまな種類やサイズの荷物が送れます。両者の料金体系やオプションの内容の違いは、送る内容物が異なることによるものです。また郵便を取り扱う日本郵便で荷物を送ることは可能ですが、宅配便の業者による手紙の発送はできません。宅配便のサービスは業者によって違いがあるため、送る内容物や場所を考慮して上手に使いましょう。

" /> 3分で簡単にわかる!郵便と宅配便の違いとは?送れるものや業者・オプションも事務員ライターが詳しく解説 – Study-Z
雑学

3分で簡単にわかる!郵便と宅配便の違いとは?送れるものや業者・オプションも事務員ライターが詳しく解説

この記事では郵便と宅配便の違いについてみていきます。どちらも何かを送り届けるサービスであることは共通していますね。違いはずばり送る内容物のようですが、それにともなってルールや業者、オプションにも違いが見られる。今回はそんな日常生活を支えるサービスの違いを、事務員として勤務するライターれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

会社員として勤務する傍ら執筆活動を続けるWEBライター。事務員としてのキャリアがあり、業務によって日常生活に近い部分の知識が豊富。独自の切り口や表現を研究、駆使して我が道を行く言葉の冒険家。

郵便と宅配便の大まかな違いは?

現代の日常生活とは切っても切れないサービス、郵便と宅配便にはどのような違いが見られるでしょうか。本項ではそれぞれのサービスについて、まずはざっくりと比較していきます。

郵便:信書を国内全体に配達するサービスで日本郵便のみが取り扱う

image by iStockphoto

郵便は日本郵便のみが取り扱う、手紙やハガキをはじめとする信書を配達するサービスです。追跡ができないポスト投函が基本で、簡易書留などのオプションは別料金のサービスになっています。日本全体に信書を送る点で公共性が重視されており、日本郵便がなるべく据え置いた状態になるよう料金を決定しているのです。

宅配便:荷物を家庭などに配達するサービスでさまざまな企業が参入

image by iStockphoto

宅配便は荷物を家庭に配達するサービスのことで、さまざまな運送業者が参入しています。食品や日用品から精密機器や家具まで幅広い荷物に対応していますが、手紙やハガキは発送できません。もちろん配送に関するオプションの種類も豊富で、配達指定日時や内容物に合った配送方法の選択が可能です。

違いその1.送れる内容物

郵便と宅配便では送れる内容物が違います。本項ではそれぞれのサービスにおいて、内容物として扱われるものを比較していきましょう。

郵便:手紙やはがきといった信書

image by iStockphoto

郵便で送れるのは、手紙やはがきといった信書と呼ばれる書類です。これらの書類は読む人が限定される書き方で宛名が入っており、内容も宛名の相手に即したものになっています。個人的な手紙や会合への招待状、公的書類を含む証明書などがその具体例です。

\次のページで「宅配便:食品や日用品など幅広い種類の荷物」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share:
れおな=007