3分で簡単にわかる！「万能包丁」と「三徳包丁」の違いとは？特徴や2本目におすすめの包丁も料理好き主婦ライターがわかりやすく解説

ライター／kuroaka

博物館・美術館好きで学芸員の資格を持つWebライター。料理も好きで、ほぼ毎食自炊している。今の夢は良い包丁を買いに新潟県燕市に行くこと。

「万能包丁」と「三徳包丁」の違いは？

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料理をする上で欠かせない道具である「包丁」ですが、料理初心者ですとどれを買えばいいか迷うのではないでしょうか？この記事では最初の1本にふさわしい「万能包丁」のほか、和包丁・洋包丁の違いについても解説していきます。まずはよく聞く「三徳包丁」の特徴についてみていきましょう。

「三徳包丁」は日本の万能包丁

結論として、「三徳包丁」は日本の万能包丁のことです。三徳包丁と呼ばれる理由は、野菜・肉・魚の3種類を切るところから名付けられました。昔日本は野菜と魚中心の食生活だったので、肉を食べる西洋の食文化が伝わった時に従来の包丁で肉を切れるようにしたのです。

三徳包丁は刃渡り16.5cm前後が一般的で、比較的薄めの刃を使用しています。三徳包丁のサイズですと魚を捌いたり、大きな食材を切る時には少し物足りなさを感じるかもしれません。

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世界の万能包丁は「牛刀」

世界で広く使われているのは西洋生まれの「牛刀」という万能包丁。日本では料理研究家や料理好きの人に愛用されています。肉を切る包丁のような名前ですがそう呼んでいるのは日本だけで、正式名称は「シェフナイフ」または「シェフズナイフ」です。

肉以外にも野菜を細かく切るのに向いています。牛刀は一般的に刃渡り18cm以上で、使いやすいサイズ21cmくらいです。三徳包丁と比べると牛刀の方が少し厚めに造られています。

和包丁と洋包丁では何が違う？

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包丁の大きなくくりとして「和包丁」と「洋包丁」があります。この違いはなんでしょうか？実は日本生まれだから三徳包丁は和包丁、というわけでもないんです。それぞれの特徴をみていきましょう。

和包丁：片刃で専用性が高い

「和包丁」の多くは片刃で、刃先が「レ」の字に傾いています。片刃は食材の断面の組織を壊さずに切れ、口にした時の舌触りが滑らかです。目的に特化した包丁が多く、魚を捌く出刃包丁、野菜を切る薄刃・菜切包丁等が和包丁に分類されます。片刃タイプの和包丁の注意点は、利き手を選ぶことです。購入時に自分の利き手用か確認してください。