3分で簡単にわかるスピーカーとサウンドバーの違い!使い方とサラウンドについても雑学好きライターが詳しく解説
今回はスピーカーの仕組みとアンプの役割を確認しつつ、サラウンドについても雑学好きライターの斉藤佳人と一緒に解説していきます。
ライター/斉藤佳人
お米農家、メカエンジニア、ロボット教室講師、スポーツトレーナーと複数の仕事をこなすマルチワーカー。豊富な知識と経験をもとにライター業にも取り組んでいる。
スピーカーとサウンドバーの違いとは?
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液晶テレビの普及にともない、テレビにもともと内蔵されているスピーカーが簡略化されている傾向があります。液晶テレビをより薄くするために設置するスペースが少なくなっているんですね。良い音を楽しむためにスピーカーやサウンドバーを追加で設置する場合もあるのではないでしょうか?
ここでスピーカーとサウンドバーの違いが気になりますね。スピーカーは「音を出す装置」で、サウンドバーは「横長でアンプ内蔵のスピーカー」という違いがあるのです。
まずはスピーカーとアンプの役割を確認してから、サウンドバーについてみていきましょう。
スピーカー:音を出す装置
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スピーカーの正式名称はラウドスピーカー。電気信号として伝えられた音を物理的な振動としての音に変換する装置です。電気信号の波形とスピーカーから出力された音の波形が近いほど質の高いスピーカーと言えますね。ラジオやテレビ、スマートフォンなど幅広い機器に内蔵されています。一般的にサイズが小さくなると低音域の音が出にくいという特徴も。
スピーカーそのものには音量の調節機能と、音質の調整機能はありません。音を変化させたい場合にアンプが必要となります。
アンプの役割を確認しよう!
アンプには「増幅する」という意味があります。語源は「ampifier」。CDやレコードプレイヤーは、CD・レコードから音楽の情報を読み取り、電気的な信号として伝えるのですが、この信号は非常に小さいためスピーカーから大きな音を出すために信号を増幅するのがアンプの役割。
アンプを内蔵していないパソコンなどと接続して使用するために、アンプを内蔵したスピーカーもあります。
さらにアンプは音量の調節や音質の調整機能も持っていて、好みの音量と音質を調整することが可能。種類によっては複数の入力機器からの信号をスピーカーに出力するかを選択することもできます。
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サウンドバーとは?
サウンドバーとは複数のスピーカーとアンプを内蔵した横長のスピーカー。機種にもよりますが高さ5cmから10cm、長さ60㎝から100cmくらいの細長い形状で、主に液晶テレビの下に設置して使用します。
テレビとの接続も簡単で多くの機種はHDMIケーブル1本で接続できるため非常に便利。Bluetoothでスマホと接続できるものもあり、手軽に高音質な音楽を楽しむことができます。
サラウンドについても理解しよう!
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複数のスピーカーを使い、立体的に音に包まれているような臨場感を出す音響効果のことをサラウンドと呼びます。スピーカーの数を「ch=チャンネル」と数え、フロントやサイドに設置するスピーカーは1個で1ch。重低音用のサブウーファーはスピーカーと区別してピリオドで区切り「.1ch」と数えます。
5.1chサラウンドとは?
聞く人を中心として、フロントに1つ、左右に1つずつ、さらに後方の左右に2つのスピーカーを配置してサブウーファーを加えたものが5.1chです。もっとも一般的なサラウンドシステムと言ってよいでしょう。映画やDVDなどで5.1chと表記のある作品は5.1chサラウンドに対応した音声が流れています。
ホームシアターで5.1chを構成するには、AV機器用のアンプと複数のスピーカーを接続することで可能。高音質を楽しむことができますが、スピーカーの設置場所が必要であり配線が複雑なことがデメリットとなりますね。
バーチャルサラウンドとは?
5.1chサラウンドで録音された音声を2.1chや3.1chで疑似的に再現する方法がバーチャルサラウンドと呼ばれています。聞く人の前方にしかスピーカーがなくても、あたかも後方から音が回り込んで聞こえるようなシステム。
サウンドバーの多くにはこのバーチャルサラウンド機能が搭載されており、テレビの下に置いてあるサウンドバーから立体的な音を再現できるのです。サウンドバーでもより重低音を楽しみたい場合には、サブウーファーを追加することも可能。手軽に臨場感のある音を楽しむことができますが、実際に後方にもスピーカーを設置する5.1chにはおよびません。
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