
ライター/yuko
工事会社勤務9年目。心に浮かんだもやもやを言語化することでストレス発散をはかる現役OLライター。読書が趣味で、日々様々な言葉に触れている。最近は、言葉の持つ意味を理解して文章をより豊かに読み進めていく丁寧な読書を心がけている。
「変える」と「替える」の違いは「かえる」ものの状態

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「変える」と「替える」の違いはそのものの状態を「かえる」のか、別のものと「かえる」のかにあります。簡単に説明すると「変える」はかえるもの自体を以前とちがった状態に「かえる」ことで、「替える」はかえるものと同等の機能をもつ別のものへ入れ「かえる」ことを意味しますね。
ここからは「代える」と「換える」といった同音異義語とも比較しながらくわしく解説していきましょう。
「変える」:以前と違う状態に「かえる」こと
「変える」は「かえる」対象そのものを以前と違う状態にするときに使われます。「変化」という言葉に置き換えてイメージするとわかりやすいでしょう。また、場所や時間を「かえる」場合も「変える」を使いますね。「開催場所を変える」「予定時刻を変える」などです。場所や時間については「変更」という言葉と置き換えてみると理解できるでしょう。
「変える」を大辞林で引いてみると、以下のようにかかれていました。
「変える」
(1)形・色・性質・内容などをそれまでとは違う状態にする。変化させる。変更する。
(2)居場所や、ある動作をする場所を別の所に移す。
(出典:大辞林)
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