
3分で簡単にわかる!「国会」と「内閣」の違い!役割や三権分立についても主婦ライターがわかりやすく解説

ライター/えぬとも
文学好きな主婦ライター。大学時代は日本文学を専攻しつつ、日本史や日本語学など幅広く学ぶ。今回は、その知識を生かして、2つの言葉の違いをわかりやすく解説していく。
「国会」と「内閣」の違いとは?
「国会」と「内閣」、よくニュースなどで耳にする言葉ですがその違いをご存じでしょうか。なんとなくわかるけれど説明するのは難しいという方も多いかもしれません。
違いをざっくりというと、国会は立法機関、内閣は行政機関であるということ。ただし「国会」と「内閣」は異なる機関といえども、密接な関わりを持っています。それでは、この2つの言葉の違いについて詳しくみていきましょう。
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
出典:「日本国憲法」第41条
国会は、国民から選挙で選ばれた議員によって構成されているため「国民の代表機関」であるということができます。また、法律を作ったり変えたり廃止したりする「立法権」を有するただ1つの機関なのです。
日本の国会は、衆議院と参議院という2つの議院から構成されています。これを「二院制(にいんせい)」といい、それぞれが独立することによって慎重に審議を行ったり互いを抑制し合ったりするための制度です。
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内閣:行政機関
内閣は、「日本国憲法」において次のように定義されています。
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