3分でわかるニラレバとレバニラの違い!同じ料理なのになぜ言い方が違う?料理好きママライターがわかりやすく解説
ライター/うめグミ
料理は食べるのも作るのも好きなママライター。健康にも美容にもよいレバニラ炒めは町中華やファミレスで高確率で食べるメニューのひとつ。一見どちらでも良さそうな「レバニラvsニラレバ」の秘密について、わかりやすく解説していく。
ニラレバとレバニラの違いとは?
image by iStockphoto
ニラレバ炒めとは、牛や豚のレバーをニラやもやしなどの野菜と一緒に炒め、塩こしょうやしょうがなどで味付けした中華料理のこと。こってりしたレバーの風味とシャキシャキ野菜がおいしい、白いご飯のお供にもお酒のアテにもぴったりな中華の定番料理。
ところが不思議なことにニラレバとレバニラ、2つの言い方が存在するのです。実はどちらも同じ料理のことで、使う材料や味付けに違いはありません。ではなぜ2つの言い方が存在するのでしょうか。どちらが正しいのか、またその理由についてわかりやすく解説していきます。
こちらの記事もおすすめ
中華料理と中国料理の違いとは?日本人向けなのはどっち?特徴や代表的な料理も雑学好き現役大学院生が詳しくわかりやすく解説
中国語名は韮菜炒猪肝
中国からやってきたこの料理、中国語では「韮菜炒猪肝」と書きます。韮菜(ニラ)と猪肝(豚レバー)の炒め物となり、文字を見ただけでどんな料理か想像できますよね。つまり、ニラが先でレバーが後にくる「ニラレバ炒め」という名前が正しい順序であると言えます。
実は、ニラレバとレバニラのどちらを使うかについてアンケート調査を行った結果がいくつか存在するのです。それだけ日本人にとって馴染み深い料理であり、人々の関心を集めていることがわかりますね。その結果、どの調査でも「レバニラ」を使う人が圧倒的に多いことがわかっています。地域差はなく日本全国でレバニラと呼ぶ人が多いようです。
インターネットの検索サイトに「ニラレバ」と「レバニラ」を入力してみると、レバニラはニラレバの約2倍の情報がヒットします。このことからもレバニラと呼ぶ人の方が多いことは明らかです。
\次のページで「なぜレバニラと呼ぶ人が多いのか 」を解説!/