この記事では「ストレート」と「ロック」の違いについてみていきます。どちらもウイスキーなどアルコール度数の高いお酒の飲み方です。ビールやワイン、日本酒などを飲む時は言わないな。焼酎はロックで、という人はいるでしょう。今回はそんな大人の酒の嗜み方を、様々な酒の種類を紹介しつつ、晩酌はいつもハイボールという語学系主婦ライター小島ヨウと一緒に解説していく。

ライター/小島 ヨウ

ドイツ語学科卒、英語劇や市民劇団に所属した語学系おばさんライター。漢字や言葉の使い方に興味あり。わかりやすくをモットーに深ぼり解説する。

「ストレート」と「ロック」の違い

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お酒の好みは人それぞれ。同じ酒でもアレンジング次第で様々な楽しみ方が出来ます。アルコール度数の高い酒をそのまま飲める人はお酒に強い人、というイメージですね。粋なお酒の飲み方を「ストレート」と「ロック」を中心にご紹介しましょう。

「ストレート」:そのまま飲むこと

「ストレート」とは、お酒を常温のまま何も混ぜずに飲むことです。温度やグラス、混ぜるもので口当たりや味、風味が変わるお酒。「ストレート」は本来の風味や味を五感で楽しむ飲み方です。また、水やソーダ水など「チェイサー」を用意して交互に飲むのがおすすめ。チェイサーを挟むことで口内をリセット、お酒の芳醇な味わいを何度も楽しめ、悪酔いを防ぎます。

「ロック」:氷を入れたグラスに酒を注いで飲むこと

「ロック」は「オンザロック」の略で、グラスの氷を岩に見立て、その上から酒を注ぐこと。氷によって冷やされたお酒は口当たりがよくなり、アルコールの刺激や強すぎる香りを和らげる効果があります。氷が溶けるにつれて変化する味わい、色、グラスにぶつかる氷の音なども楽しめ、ゆっくりお酒を堪能できる飲み方です。

「ストレート」や「ロック」で飲むお酒は主に蒸留酒

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世界にはいろんなお酒がありますが、製造方法によって3タイプに大きく分類されます。ひとつは醸造酒。原料を酵母でアルコール発酵させたもので、代表的なお酒は「ビール」「ワイン」「日本酒」などです。二つめは蒸留酒、醸造酒を加熱して蒸留したお酒。アルコール度数が高いものが多いですね。三つめが混成酒で、醸造酒+蒸留酒+α(シロップ・香料・着色料など)で「リキュール」などが代表的になります。

「ストレート」や「ロック」で飲むのに適するお酒は主に蒸留酒です。メジャーな酒類をご紹介しましょう。

「ウイスキー」:穀類を麦芽の酵素で糖化した蒸留酒

ラテン語の「命の水」が語源という「ウイスキー」は世界で飲まれるメジャーなお酒です。原材料で大きく3タイプあります。モルト(大麦・ライ麦)・グレーン(トウモロコシ)そしてモルトとグレーン混合のブレンドです。木製の樽で貯蔵熟成させる工程が特徴で、独特の風味があります。

「ブランデー」:果実を原料とする蒸留酒

「ブランデー」の語源はオランダ語で「焼いたワイン」。醸造酒のワインを蒸留、5年から8年、長いものでは25年貯蔵させると「ブランデー」になります。

常温(18℃から20℃)で「ストレート」の飲み方のが一般的ですが、アルコール度数が高く40度から50度です。そこでおすすめなのが「トワイスアップ」と呼ばれる1対1の水割り。香りを楽しむために、混ぜる水も常温が良いようです。

\次のページで「「バーボン」:アメリカンウイスキー」を解説!/

「バーボン」:アメリカンウイスキー

「バーボン」はアメリカ・ケンタッキー州を中心に作られるウイスキーで、名前の由来は「ブルボン王朝」。アメリカで「バーボン」を名乗るためには、主原料にトウモロコシ含有量が51パーセント以上・オーク樽で熟成・瓶詰製品はアルコール度数40パーセント以上などなどの定義があります。

魅力は甘い香り。くせが少なく、「ストレート」や「ロック」の飲み方が定番です。

「スコッチ」:スコットランド製造のウイスキー

「スコッチ」はイギリスのスコットランド地方で製造されるウイスキーです。「スコッチウイスキー」と呼ばれるためにも様々な定義があり、独特のスモーキーフレーバー(煙のような香り)が特徴。500年以上の歴史を誇りますが、長く密造時代があり、1823年の酒税改正から躍進しました。

日本では1902年の日英同盟からスコッチの輸入量が増加。スコットランドのウイスキー製造を学んで、1920年代から国産のウイスキーが造られるようになりました。

お酒を楽しむ飲み方いろいろ

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そのまま飲んでも美味しいお酒ですが、アルコール度数の高い酒の味わい方は様々あります。ここではアレンジングをみていきましょう。

「水割り」:酒に飲料水を混ぜること

「割る」はほかの液体を混ぜて濃度を薄める表現で、「水割り」は酒に水を混ぜる飲み方です。先にご紹介しましたが、酒が1に対し水が1の割り方を「トワイスアップ」といい、氷は入れません。「水割り」は酒1に対し水2~2.5が基本で、お好みで調整します。氷を入れてグラスを冷やし、酒を注ぎ、冷水を入れ、軽く混ぜて完成です。

寒い季節には香り豊かな「お湯割り」も美味しいですよ。湯が熱すぎると酒の風味が飛んでしまうのでご注意を。

\次のページで「「ハイボール」:酒をソーダ水と混ぜる飲み方」を解説!/

「ハイボール」:酒をソーダ水と混ぜる飲み方

「ハイボール」はアルコール度数の高い酒にノンアルコールの飲料を混ぜたカクテルのこと。日本では主にウイスキーにソーダ水を混ぜた飲料をいいます。ウイスキー1に対しソーダ水3~4が一般的な割合のようです。美味しく飲むためにはグラスとソーダ水を冷たく、炭酸が抜けないように気を付けます。

「カクテル」:ベースの酒にほかの酒やジュースを混ぜた飲料

「カクテル」はベースの酒にほかの酒やジュースを混ぜて作る混酒です。「スクリュードライバー」「マティーニ」などおしゃれな名前が付いたレシピがたくさんあります。ジュースやフルーツなどが混ざると甘くて美味しい「カクテル」ですが、強い酒同士のレシピもあるので、適度に楽しみましょう。

「ストレート」「ロック」でも飲みすぎ注意、適量で

「ストレート」と「ロック」は主に蒸留酒をそのまま飲む方法で、違いは氷の有無でした。蒸留酒とは醸造酒を蒸留して出来る酒、たとえば日本酒を蒸留すると米焼酎になります。ストレートでもアレンジでも楽しめ、「百薬の長」といわれる酒ですが。飲みすぎに注意して適量を守りましょうね、飲酒運転は厳禁ですよ。

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3分でわかる「ストレート」と「ロック」の違い!「水割り」「ハイボール」などお酒の美味しい飲み方も語学系主婦ライターが簡単わかりやすく解説

この記事では「ストレート」と「ロック」の違いについてみていきます。どちらもウイスキーなどアルコール度数の高いお酒の飲み方です。ビールやワイン、日本酒などを飲む時は言わないな。焼酎はロックで、という人はいるでしょう。今回はそんな大人の酒の嗜み方を、様々な酒の種類を紹介しつつ、晩酌はいつもハイボールという語学系主婦ライター小島ヨウと一緒に解説していく。

ライター/小島 ヨウ

ドイツ語学科卒、英語劇や市民劇団に所属した語学系おばさんライター。漢字や言葉の使い方に興味あり。わかりやすくをモットーに深ぼり解説する。

「ストレート」と「ロック」の違い

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お酒の好みは人それぞれ。同じ酒でもアレンジング次第で様々な楽しみ方が出来ます。アルコール度数の高い酒をそのまま飲める人はお酒に強い人、というイメージですね。粋なお酒の飲み方を「ストレート」と「ロック」を中心にご紹介しましょう。

「ストレート」:そのまま飲むこと

「ストレート」とは、お酒を常温のまま何も混ぜずに飲むことです。温度やグラス、混ぜるもので口当たりや味、風味が変わるお酒。「ストレート」は本来の風味や味を五感で楽しむ飲み方です。また、水やソーダ水など「チェイサー」を用意して交互に飲むのがおすすめ。チェイサーを挟むことで口内をリセット、お酒の芳醇な味わいを何度も楽しめ、悪酔いを防ぎます。

「ロック」:氷を入れたグラスに酒を注いで飲むこと

「ロック」は「オンザロック」の略で、グラスの氷を岩に見立て、その上から酒を注ぐこと。氷によって冷やされたお酒は口当たりがよくなり、アルコールの刺激や強すぎる香りを和らげる効果があります。氷が溶けるにつれて変化する味わい、色、グラスにぶつかる氷の音なども楽しめ、ゆっくりお酒を堪能できる飲み方です。

「ストレート」や「ロック」で飲むお酒は主に蒸留酒

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世界にはいろんなお酒がありますが、製造方法によって3タイプに大きく分類されます。ひとつは醸造酒。原料を酵母でアルコール発酵させたもので、代表的なお酒は「ビール」「ワイン」「日本酒」などです。二つめは蒸留酒、醸造酒を加熱して蒸留したお酒。アルコール度数が高いものが多いですね。三つめが混成酒で、醸造酒+蒸留酒+α(シロップ・香料・着色料など)で「リキュール」などが代表的になります。

「ストレート」や「ロック」で飲むのに適するお酒は主に蒸留酒です。メジャーな酒類をご紹介しましょう。

「ウイスキー」:穀類を麦芽の酵素で糖化した蒸留酒

ラテン語の「命の水」が語源という「ウイスキー」は世界で飲まれるメジャーなお酒です。原材料で大きく3タイプあります。モルト(大麦・ライ麦)・グレーン(トウモロコシ)そしてモルトとグレーン混合のブレンドです。木製の樽で貯蔵熟成させる工程が特徴で、独特の風味があります。

「ブランデー」:果実を原料とする蒸留酒

「ブランデー」の語源はオランダ語で「焼いたワイン」。醸造酒のワインを蒸留、5年から8年、長いものでは25年貯蔵させると「ブランデー」になります。

常温(18℃から20℃)で「ストレート」の飲み方のが一般的ですが、アルコール度数が高く40度から50度です。そこでおすすめなのが「トワイスアップ」と呼ばれる1対1の水割り。香りを楽しむために、混ぜる水も常温が良いようです。

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