
3分でわかる唐揚げの卵あり・なしの違い!片栗粉なしでも作れる?食べるの大好き栄養士ライターが簡単にわかりやすく解説
今回は唐揚げの卵ありと卵なしの違いや唐揚げのレシピについて、食べることが大好きな栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。給食でも大人気の唐揚げは毎月食べている。自宅では卵なしで作る派。
唐揚げの卵あり・なしの違いとは?

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卵が入っている唐揚げは、ふんわりした衣になります。お肉の水分を逃さないため、肉のうまみがしっかり感じられてジューシーな仕上がりです。また、衣が分厚くボリュームのある唐揚げを作れます。
卵が入っていない唐揚げは、衣がサクサクです。揚げたての食感を楽しみたいなら卵が入っていない唐揚げが良いでしょう。揚げてから時間がたつと、お肉の水分や油分が衣にしみてサクサクではなくなります。揚げたてと食感が変わるのも、卵なしのから揚げの特徴です。
カロリーは卵ありで作ったほうがやや高めになります。卵自体のカロリーと衣の厚さや油の吸収率が高いからです。ただ、大きな差ではないので細かく気にしすぎないでよいでしょう。
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唐揚げの衣の粉選びでも食感が違う!
唐揚げに使用する粉は「片栗粉」と「小麦粉」の2種類です。片方だけと両方使う方法があり、食感に差が生まれます。片栗粉を使った衣はザクザクの食感になりやすいですが、肉と衣がはがれやすく冷めると油っぽくなりやすい難点も。小麦粉を使うと揚げたてはサクッと、冷めるとしっとりに変化します。小麦粉のほうが肉にしっかりまとわりつくので、衣がはがれにくいです。
両方の良さを生かすためには、片栗粉と小麦粉を合わせて使用します。ザクザク感を強く出したいなら片栗粉を多め、食感をおさえつつサクサクで肉と衣の一体感を出すなら小麦粉多めにするとよいでしょう。
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唐揚げの卵の役割は?

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唐揚げに卵を使用すると、肉をコーティングすることで肉自体の油分や水分を閉じ込める役割と、衣自体にも油分や空気をキープする役割があります。2つの効果から卵を使った唐揚げはふんわりジューシーな食感です。また、唐揚げが冷めるときに肉の油分が衣に染み出すのを防ぐ為、冷めてもべちゃっとした食感にはならずおいしく食べられます。
卵なしでも作ることができますが、ふんわりジューシーで冷めてもおいしい唐揚げにするなら、卵を使うことがおすすめです。
好みに合わせて卵あり・なしを使い分けよう!
唐揚げの卵あり・なしでの違いと卵の役割が分かったところで、使い分けの具体例を見てみましょう。
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