3分で簡単にわかるマイクロとミクロンの違い!使い分けとその他の大きさの桁を表す方法を理系ライターが詳しく解説
大きな桁を表す場合
大きな桁を表すSI接頭語は12個あります。必要に応じて新しいSI接頭語が設定されており時代とともに増えてきました。メガ、ギガはインターネットの通信量を表すときに使いますね。ロナ、クエタは2022年に制定されています。
係数、接頭語、記号
10の1乗、デカ、da
10の2乗、ヘクト、h
10の3乗、キロ、k
10の6乗、メガ、M
10の9乗、ギガ、G
10の12乗、テラ、T
10の15乗、ペタ、P
10の18乗、エクサ、E
10の21乗、ゼタ、Z
10の24乗、ヨタ、Y
10の27乗、ロナ、R
10の30乗、クエタ、Q
小さな桁を表す場合
image by iStockphoto
小さな桁を表すSI単位系も12個です。これまで見てきたマイクロのほかに、ナノテクノロジーなどに使われているナノが有名ですね。ロント、クエクトは2022年に制定されています。
係数、接頭語、記号
10の-1乗、デシ、d
10の-2乗、センチ、cm
10の-3乗、ミリ、mm
10の-6乗、マイクロ、μ
10の-9乗、ナノ、n
10の-12乗、ピコ、p
10の-15乗、フェムト、f
10の-18乗、アト、a
10の-21乗、ゼプト、z
10の-24乗、ヨクト、y
10の-27乗、ロント、r
10の-30乗、クエクト、q
SI接頭語を理解して数値の大きさをイメージしよう
マイクロとミクロンはどちらも「100万分の1」を表しますが、マイクロはSI単位系の接頭語であり単体では使いません。それに対してミクロンは長さの単位としてそれだけで使えますが現在は廃止されていることがわかりました。
科学の発展とともにより大きな数値とより小さな数値の扱いが求められるようになってきて、新しいSI接頭語も制定されています。マイクロなどのSI接頭語は数値の桁を表していることを理解して日常生活でも役立てていきましょう。