
簡単でわかりやすい!自分と自身の違いとは?漢字から使い方や例文まで現役塾講師がわかりやすく解説
自分は中学時代、部活に一生懸命取り組んできました。
自身は中学時代、部活に一生懸命取り組んできました。
比べてみるとやはり「自身は」を使った文は不自然に感じませんか?このように、「自分」は「僕」や「私」などと同じように一人称として使うことができるのに対し、「自身」は一人称として使うことはありません。
代名詞を強調する「自身」
「自分」と「自身」の使い方の違いとして、「自分」は一人称として使うのでしたね。それでは「自身」はどのように使われるのでしょうか。次の例文を見てください。
それが重要なことは、彼自身が一番わかっているでしょう。
それが重要なことは、彼自分が一番わかっているでしょう。
「彼自身が」という言い回しに対し、「彼自分が」という言い回しは不自然に感じませんでしたか?「自身」という言葉は「僕」「私」「君」「あなた」「彼」「彼女」などの代名詞のあとにつけて使われることがあります。このとき、たとえば先ほどの例文から「自身」を抜いた、
それが重要なことは、彼が一番わかっているでしょう。
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