簡単でわかりやすい!白衣のシングルとダブルの違いとは?ダブルを選ぶメリット・デメリットも元看護師が詳しく解説
ライター/近野チカ
好きな白衣は半袖で少し立ち襟、肩でボタンを止めるタイプのケーシー派だったが、首元がVネックのスクラブを着てからスクラブの魅力に気づいた元看護師のWebライター。
白衣の種類
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医療用白衣は医療従事者が着用するもので、ロングコートのように羽織るドクターコート(ジャケットのようなショート丈もある)、半袖・Vネックのスクラブ、半袖・タートルネックのケーシーがあり、機能性・抗菌性・防臭性・耐久性を備えています。
研究用(実験用)白衣は研究や実験従事者が着用するもので、着用目的は実験の際に扱う薬品などから自分の身を守るためです。手元で作業するため、袖口に当たって薬品などを倒さないよう、袖口は腕まくりをしやすいようなゴム入りや紐で絞れるつくりになっています。
調理用白衣は、火を取り扱う調理場でも引火にくく、汗をかいても通気性が良い素材が使われており、調理に関わる人にとってなくてはならないものです。
シングルは体の前側が一層
前ボタンが一列に並んでおり、一般の洋服と同じようにボタンの付いている部分のみ生地が重なっているため、前側の生地が一層です。すっきりした見た目でシャープな印象を与えます。
ダブルとは体の前側が二層
正面から見た時に、前ボタンが二列に並んで見えるデザインで、外側と内側にボタンが付いており二重になっている部分が幅広く、前側の生地が二層になっています。ボタンは真正面ではなく体の中心よりずれた位置で止める構造です。男性用は右側、女性用の場合は左側にボタンが見えるようになっており、フォーマルな印象を与えます。
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