
3分で簡単にわかる!「advice」と「advise」の違いとは?定義や使い方も英会話講師がわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/まるっこ
幼児から高校生まで幅広い年齢層に英語を教えてきた英会話講師。海外の食べ物が大好きで、輸入雑貨店を見つければ必ずチェックする。世界の遺跡や史跡を訪れることが趣味。
「advice」と「advise」の違いとは?

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「advice」と「advise」は、スペル一文字のみが異なるだけで、非常に紛らわしいですよね。簡単にいうと、cを用いる「advice」は名詞でsを用いる「advise」は動詞です。意味は「助言」にまつわるもので2つとも同じですが、品詞が異なることで文中の位置や使い方が変わります。
ここでは、品詞の違いと、それによりどのように使い方が変わるのかを一緒にみていきましょう。
「advice」と「advise」の意味
それでは最初に、「advice」と「advise」の定義から確認していきましょう。
「advice」:名詞
「advice」の意味はこのようになります。
advice:
an opinion that someone offers you about what you should do or how you should act in a particular situation
(ある状況下において、あなたがどうすべきかを教えてくれる他者からの意見)
出典:Cambridge Dictionary
advice:
忠告、助言、勧告、(医師の)診察、(弁護士の)意見、見解、(外交・政治上などの)報告、(取引上の)通知(状)、報告
出典:Webio英和辞書
「advice」は助言、忠告、など他人からの意見のことを示します。一般的により良くするための言動であり、ポジティブな意味や場面で使用されますね。
advise:
to give someone advice
(誰かに助言を与えること)
出典:Cambridge Dictionary
advise:
忠告する、勧める、(…を)勧める、(…を)通知する、知らせる
出典:Webio英和辞書
「advise」は動詞です。名詞の「advice」の場合は「give (与える)」などと一緒に使用し、動詞の目的語として機能する一方で、「advise」はその単語だけで「アドバイスをする」という意味になりますね。
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日本語の会話でもよく登場する「アドバイスする」という文脈に近いのは、動詞の「advise」だな。スペルがほんのわずか異なるだけで品詞も異なるのはややこしいな。
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