実際にどうつくる?ものづくりのホップ、ステップ、ジャンプ
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ものづくりに仕様書や設計書は欠かせないとして、実際にはどうやってものをつくるのでしょう。仕様書や設計書はどのようなタイミングでつくるのかも含め、ホップ、ステップ、ジャンプの3段階で説明します。
ホップ:まずは仕様書をつくる
ホップの段階でまずつくるのが仕様書。つくるものの最終形をまず考える必要があります。そのために、実際の製品に近いものを試作したり、モックアップをつくったり。携帯電話店に行くと、実際には使えないが重さやサイズ感がわかるモックアップが置いてありますよね。
そのように最終的なものがどうなるかという文書や図面、場合によってはモックアップやプロトタイプといった最終形をイメージしやすいものをつくる作業がまず必要です。そこでつくる文書が仕様書になります。
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ステップ:どうつくるか考えて設計書をつくる
ステップの段階では中身のことを考えます。ホップの時点で外観やどう動くかといった外から見える要素は決めましたよね。しかし、実際に動くものになるには、内臓や筋肉などの中身が必要。それをどう組み合わせ、どう動くかを考えるのが設計作業です。その設計作業で考えたことをまとめたものが設計書。
場合によってはいきなりものをつくり始めることもありますが、完成形を元にどう組み立てていくかを考えるのが設計作業。それをまとめて文書にし、関係者で情報共有するために使うのが設計書になります。
ジャンプ:仕様書や設計書を元にものをつくる
ホップ、ステップと段階を踏んで、最後にジャンプします。仕様書や設計書で決めた通りに実際にものをつくる段階です。ただ、場合によっては最終形や、つくり方を変更することも。十分に考えて決めていますが、実際につくってみるとうまくいかないことや、もっといい方法が出てくることも。そのような場合は、仕様書や設計書も書き直しが必要。仕切り直しが必要になります。
ものづくりを三段跳びに例えましたが、この3段階が重要です。つくるところだけでなく、ホップやステップにあたる仕様書や設計書の作成をしっかりとすることで、よいものをつくることができます。
仕様書はゴール、設計書はそこまでの道筋
プログラムはどうやってつくるのか。もしかすると、天才プログラマーが1人でいきなりパソコンを叩いてプログラムを作り始めると考えていませんか。実際には、数人、数十人、場合によっては数百人が関わります。そうなると、全体の目標や、そこまでの道のりを示すものがないとバラバラになってしまいますよね。そうならないようにつくるのが仕様書や設計書。
ものづくりでは(1)完成イメージをつくる、(2)つくり方を考える、(3)実際につくるの3ステップを取ります。実際にはもっと細かく分けることも。しかし、大きく分けると3段階でつくります。その1段階目に必要なのが仕様書です。そして2段階目に必要なのが設計書になります。仕様書は目指すゴール、設計書はそこまでの道筋を示すものです。


