言葉雑学

3分で簡単にわかる判例と裁判例の違い!判決との違いや判例集の事例も雑学好きライターがわかりやすく解説

法律関係の用語の中でも特に裁判に関するものはよく聞くよな。
その中でも「判例」と「裁判例」という言葉の違いを説明できる人は少ないでしょう。
今回は「判例」と「裁判例」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

判例と裁判例の違い

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「判例」と「裁判例」の漢字を見比べたとき、どちらも「判断の例」という意味を持っているように見えますよね。いったい何が違うのかわからない人がほとんどでしょう。ここではまず「判例」と「裁判例」の違いについて解説していきます。

判例:最高裁判所の過去の判決

「判例」とは過去に最高裁判所が下した「判決」をまとめたものです。「判決」とは個別の事件に対して裁判所が下した判断のこと。「判例」はそれらを統合することで、より強い根拠として使用することのできる事例なのです。

裁判で「過去に最高裁判所が下した判決に、類似の例がいくつもある」と主張されれば、非常に強い根拠として認められるのも納得ですね。

裁判例:裁判所の過去の判決

「裁判例」は過去に裁判所が下した「判決」をまとめたものです。この裁判所というものは、最高裁判所から高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所までを含んでいます。しかし法律関係の実務上は、下級審(最高裁判所以外の裁判所)の「判決」をまとめたもののみを指すことが多いです。

判例と裁判例に類似する言葉

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「判例」と「裁判例」に見た目が似ている言葉、「判決」と「裁決」。「判決」については先ほど少しだけ触れましたが、この節で詳細に解説していきます。またニュースなどで見かける「裁決」という言葉についても見ていきましょう。

\次のページで「判決:裁判所が下した個別の判断」を解説!/

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