雑学

簡単でわかりやすい!本みりんとみりん風調味料の違い!みりんタイプとの違いも料理好きライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では本みりんとみりん風調味料の違いについて解説していくぞ。醤油や塩、砂糖と同じように料理には欠かせない調味料のみりん。しかしスーパーでは、みりんだけで何種類もの商品が並んでいる。名前も違うし価格も違う。なんとなく安いものを選んでいる人もいると思うが、実は本みりんとみりん風調味料、似たような名前でも全く別物である。今回はその2つの調味料の原料や味を確認しつつ、料理好きライターの篠崎まおと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/篠崎まお

漢字と慣用句が好きな文学部卒ライター。趣味はSNSを眺めることと料理。今まで得てきた知識をもとに、わかりやすい情報をお届けする。

本みりんとみりん風調味料の違い

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本みりんとみりん風調味料、名前は似ていますがまったくの別物です。ここからは原料や味の違いなど、様々な違いをみていきましょう。

違いその1.原料・作り方

本みりんはもち米と米麹、醸造アルコールから作られます。一般的に40日〜1年ほどじっくり熟成して作られるため、アミノ酸などの旨味成分がたっぷり。そしてアルコールが含まれているためお酒の仲間となります。対してみりん風調味料は、米と米麹の醸造調味料にブドウ糖や水あめなどの糖類、醸造酢を加え、みりんの味に近づけたものです。

違いその2.アルコール度数

本みりんにはアルコールが14%ほど含まれています。日本酒と同じくらいの度数ですね。アルコール度数が1%を超えると酒類の扱いになり酒税がかかるので、本みりんは酒類販売免許のある店舗でしか販売することができません。対してみりん風調味料のアルコール度数は1%未満です。酒税がかからないため本みりんよりも安く購入することができます。

\次のページで「違いその3.味」を解説!/

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