ライター/woinary
某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。現在はフリーランス。年休は未消化が多かった。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさん。
年休と有給は違う?定義から確認
image by iStockphoto
年休と有給の説明としてよくある説明が「年次有給休暇を省略したもので、どちらも同じもの」というもの。でも、本当にそうなのでしょうか。この説明自体は必ずしも間違ってはいません。確かに年次有給休暇を略して年休や有給と呼ぶことは事実です。
ただ、実際にはその先があります。ざっくり言えば有給というものの一種が年休です。ただ、会社によっては年休=有給というケースがあります。だから、同じものという説明も間違いではないですが、常に正しいわけでもないのです。今回は年休と有給の違いを説明します。
こちらの記事もおすすめ
3分でわかる企業と会社の違い!目的や使い分け・表現方法などを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説
年休:毎年一定の日数がもらえる有給
年休=年次有給休暇とは、毎年一定の日数の休日を会社からもらえる制度です。「有給」というのは休んでいる時も給料が有るということ。この日数は法律で決まっており、半年以上会社にいれば10日以上毎年年休を取得可能。法律上は勤続年数によって細かく日数が決まっています。
ただ、法律で決めているのはあくまで最低基準です。それ以上にすることは会社しだい。実際、入社してすぐに年休を取ることのできる会社もあります。また、勤続年数と関係なくすべての人が同じ日数の会社も多いです。
\次のページで「有給:給料がもらえる休暇全般」を解説!/