3分でわかる!日本かぼちゃと西洋かぼちゃの違い3つ!栄養や見分け方を栄養士ライターが簡単に解説
今回は日本かぼちゃと西洋かぼちゃの違いや品種について、食べることが大好きな栄養士のミサキと一緒に解説していきます。
ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。かぼちゃの料理では小豆を一緒に煮た「いとこ煮」が好き。
日本かぼちゃと西洋かぼちゃの違いは?
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日本かぼちゃと西洋かぼちゃの違いは、「見た目」「栄養」「ルーツ」の3つあります。
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違い1.見た目
日本かぼちゃと西洋かぼちゃの見た目は全く違うので、見た目だけで判断できます。日本かぼちゃはでこぼこがはっきりしているものが多く、絵に描いたかぼちゃやかぼちゃの馬車で連想するような形です。普段目にすることはめったにありません。西洋かぼちゃはでこぼこがあまりなく、表面が日本かぼちゃよりツルっとしています。スーパーでよく目にするかぼちゃは西洋かぼちゃです。
品種によって色が異なりますが日本かぼちゃも西洋かぼちゃも、濃い緑色・オレンジ色・白色などがありあます。
違い2.栄養
日本かぼちゃより西洋かぼちゃのほうが全体的な栄養価が高いです。ビタミン類や食物繊維はじめ、カロリーや炭水化物も西洋かぼちゃのほうが高くなっています。一番大きな違いはカロテンの量で、西洋かぼちゃは日本かぼちゃの約5倍も多いです。カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康、とりわけ目の健康に役立ちます。
また、ビタミンAには抗酸化作用によるアンチエイジング効果や免疫力アップも期待されていて、積極的に摂取したい栄養のひとつです。
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