簡単に分かる「復帰」と「復旧」の違い!ポイントは“人”!「復興」・「復活」との違いも院卒日本語教師が分かりやすく解説
この「復帰」と「復旧」を使い分けるためのコツは、ズバリ\”人\”です。
このコツを含めて、今回は「復帰」と「復旧」の違いを院卒日本語教師の\”むかいひろき\”と一緒に解説していきます。
ライター/むかいひろき
ロシアの大学に再就職した、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。
「復帰」と「復旧」の違いは“人”!?
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「復帰」と「復旧」という言葉、どちらも見聞きしたり使ったりしたことがないという人は、まずいないでしょう。しかし何が違うのかについて質問されると少し難しいですよね。早速、2つの言葉の違いを確認していきましょう。ポイントは”人”ですよ!
「復帰」:人や物事が元の地位・任務・状態などに戻ること
最初に「復帰」の辞書での意味を確認していきましょう。「復帰」は国語辞典に次のような意味が掲載されています。
もとの地位・任務・状態などにもどること。
「病気が治って職場にーする」「社会ー」
出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「ふっ‐き【復帰】フクー」
「復帰」は辞書によると「もとの地位・任務・状態などにもどること」という意味の表現ですね。元の「地位」や「職務」に戻るのは何でしょうか? もちろん”人”ですよね。そして元の「状態」に戻るのは”人”であることも”物事”であることも考えられます。
つまり、「人や物事が元の地位・任務・状態などに戻ること」が「復帰」の意味です。病気や怪我で欠席が続いていた人が久々に会社に戻って来たり、故障による停電から電気が回復したりしたときなどに用いられるのが、この「復帰」ですね。
”人”にも”物事”にも用いることができる「復帰」ですが、”人”に用いる場合が多いです。”物事”の場合は、次に紹介する「復旧」を使用することが多いですね。
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