
3分で簡単にわかる!動画の「HD」と「SD」の違いとは?特徴や注意点をガジェット好きシステムエンジニアがわかりやすく解説

ライター/よーいずみ
某大手IT企業に10年以上勤務している現役システムエンジニア。知識と経験に裏付けられた、わかりやすいIT関連の情報をお届け。趣味はバンド活動とガジェットいじり。
動画の画質はどうやって決まるのか

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HDとSDの違いを解説する前に、まずは動画の画質がどうやって決められているのか解説していきましょう。その仕組みを理解することでHDとSDの違いを理解しやすくなります。
動画の画質はピクセル数で決まる
動画ファイルは縦横にマス目状にピクセルと呼ばれる単位でブロック化されており、このピクセル数が多いほど、高解像度の動画であると決められます。特に解像度は「720×480」といった掛け算で表記されることが多いでしょう。
またピクセル数が低いと画面に表示されるピクセル数が少なくなり、極端に言えばモザイクに近い状態になってしまうことから注意が必要です。
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「HD」と「SD」の違い

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HDとSDの違いは画質にあります。ここからはHDとSDの画質の違いだけでなく、どの程度の画質に相当するのか、詳しく解説していきましょう。
SD:アナログ放送やDVD相当、通称480p
SDは「Standard Definition」の頭文字に由来し、通称480pと呼ばれ解像度は「720×480」です。この480pはアナログ放送やDVDと同等で、昨今のFHDや4Kと比べるとずいぶん解像度は低いものとなっています。
一方で、スマホで視聴する分には意外と違和感がなく見ることができ、データサイズも節約できることから、格安SIMなどデータ容量の制限がある回線の人にはおすすめと言えるでしょう。
HD:地上波放送相当、通称720p
HDは「High Definition Video」の頭文字に由来し、通称720pと呼ばれ解像度は「1080×720」です。この720pは地デジより若干劣化した程度の画質で、こちらも昨今の4KはFHDと比べるとずいぶん解像度は低いものとなっています。
ただスマホなどの画面の小さい端末で再生するには十分な画質です。480pでは画質に不満があるがデータサイズも気になる、といった人にはおすすめできるレベルと言えるでしょう。画面サイズと解像度の関係については次章で解説します。
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