簡単で分かりやすい!薄口醤油と濃口醤油の違いとは?塩分が高いのはどっち?減塩醤油との違いも料理好きライターが詳しく解説
薄口醤油:食材の風味や色味を活かしたいとき
薄口醤油は色が薄いため、食材の風味や色味を活かして、上品に仕上げたいときに向いています。だし巻き卵や茶碗蒸し、お吸い物などで使うのがいいでしょう。お料理の色味が変わらず、見た目もおいしそうに仕上がります。
濃口醤油:濃い味付けをしたいとき
濃口醤油はコクと香りがしっかりしているので、濃い目の味付けをしたいときに向いています。煮物や照り焼きなど、見た目が変わってもおいしそうに見える料理に使うのがいいでしょう。また、お寿司やお刺身に使われている醤油は濃口醤油が多いです。
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他にはどんな種類の醤油があるの?
ここまで薄口醤油と濃口醤油の違いについてみてきましたが、醤油は主に5種類あります。「薄口醤油」「濃口醤油」「白醤油」「たまり醤油」「再仕込み醤油」の5種類です。ここからは他の3種類を紹介していきます。
白醤油:麦の比率が多い醤油
白醤油は、醤油の中で最も色が薄く透明感のある、やや甘味がある醤油です。色が薄いので薄口醤油と同様に、素材の色味を活かしたい料理に向いています。薄口醤油との違いは原材料にあり、白醤油は8〜9割が麦となっていて、麦の比率が多い醤油です。
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