3分で簡単にわかる!木琴とマリンバの違いとは?シロフォンって何?音楽好きライターがわかりやすく解説
違い3.音色
マリンバは柔らかくふんわりとした音、シロフォンは固くしっかりした音が出ます。その理由は鍵盤の作りが違うからです。裏側を見ると、マリンバはアーチ状にシロフォンは中央部分が少し分厚く波打っています。専門的には調律の仕方が違うようです。
マリンバは偶数倍音といって、基音と4倍音と10倍音で調律しています。一方、シロフォンは基音と3倍音の奇数倍音で調律しています。同じドの音板を調律する場合、マリンバはド、高いド、さらに高いミで合わせますが、シロフォンはド、高いソで合わせているのです。
出典:YAMAHA「マリンバとシロフォンはどう違う?」
木琴の値段は高額!
おもちゃの木琴は手ごろな価格で手に入るのに対して、マリンバやシロフォンは意外と高額です。音階が少なく大きさの小さいシロフォンでも20万円、マリンバだと高額なものは200万円を超えます。楽器に使われる器具はもちろん、調律に手間がかかるからでしょう。
木琴に使用されている木は「ローズウッド」
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木琴が高額になる理由のひとつが、ローズウッドという高級な木材を使用していることです。ブラジルや東南アジアなどの温かい地域に分布しているマメ科の木で、とても固くて丈夫なことから木琴をはじめギターや木管楽器、家具に使用されてきました。しかし、絶滅の恐れがあるとして家具としての利用は禁止され、手に入りにくくより高級な木材となったのです。
ローズウッド以外ではカリンやパドックなどが使用されますが、いずれにしても木琴は高額なものが多くなっています。
木琴の演奏は”マレット”で!
木琴と同じ打楽器であるドラムを演奏するにはスティックやバチと言われる棒を使用しますが、木琴は棒の先が丸くゴムや毛糸などでできているものを使用します。木でできている木琴は、バチのように固いものを使うと破損してしまう恐れがあるからです。
とはいえ、マレットの固さは素材によって全く違い、木琴や演奏に合わせて選びます。マリンバは音色に合わせて柔らかいマレットが多く、シロフォンはゴムなど固めのマレットを使用することが多いです。
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