3分で簡単にわかる!木琴とマリンバの違いとは?シロフォンって何?音楽好きライターがわかりやすく解説
今回は木琴についてとマリンバとシロフォンの違いを、音楽好きで木琴演奏経験者のミサキと一緒に解説していきます。
ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。過去に吹奏楽部で打楽器を担当していた。マリンバやシロフォンなどの演奏経験がある。
木琴とマリンバの違いとは?
image by iStockphoto
木琴とは木で作られた板を音階順に並べ、それをたたいて演奏する打楽器の総称です。木でできている鍵盤はすべて木琴となります。おもちゃの小さい物からオーケストラで使用されるマリンバやシロフォンまで、木琴ということです。
マリンバの起源はアフリカでシロフォンはヨーロッパと言われています。時を経てアメリカで、現在のようなひもでつるして金属製の筒を下げた形になったようです。
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違い1.楽器の大きさ
マリンバのほうがシロフォンに比べて2倍ほど大きいです。鍵盤ひとつひとつも分厚く大きく、楽器全体としても迫力があります。鍵盤の下にある金属製の筒の“共鳴管”は長く大きく、楽器の見た目にもこだわって作られているようです。
シロフォンはマリンバの半分ほどの大きさで、鍵盤は小さめで“共鳴管”もついていないか短いものがメインとなっています。
違い2.音の高さ
マリンバの分厚くて大きい鍵盤は低めの音が出て、4~5オクターブの幅広い音域があります。シロフォンの小さめの鍵盤は高い音が出て、3.5~4オクターブの音域です。マリンバの低い音とシロフォンの高い音はそれぞれの楽器でのみ出せる音となっています。
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