今回は「未収金」と「未収入金」の違いについて、FP(ファイナンシャルプランナー)としての業務経験もあるおおつけと一緒に解説していきます。
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。キャリアとしては営業マンやFPなどを経験。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
未収金と未収入金の違い
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勘定科目として目にする言葉「未収金」と「未収入金」。これらの違いがわからずとまどった人も多いのではないでしょうか。ここではまず「未収金」と「未収入金」の違いについて解説していきます。
意味としては同じ
結論から言えば「未収入金」と「未収金」は同じ勘定科目を指しています。厳密に言えば、「未収金」は「未収入金」の略称にあたるのです。企業によっては、書類上「未収金」と表記している場合もありますが、その場合は「未収入金」と読み替えてしまって問題ありません。
勘定科目は未収入金として仕訳をする
税務署に損益計算書を送付する確定申告など、公的な書類に記入する場合は勘定科目を「未収入金」として仕訳しましょう。基本的に公的な書類はフォーマットが決まっているので、記入者が科目名まで記入することはあまりありませんが、覚えておいたほうが無難です。
売掛金との違い
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「未収入金(未収金)」という言葉に使われている漢字を分解すると、「未だ収入になっていないお金」ですよね。これは「売掛金(まだ回収していない売上金)」とどう違うのでしょうか。ここでは「未収入金(未収金)」と「売掛金」の違いについて解説していきます。
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