3分で簡単にわかる本わさびと生わさびの違い!本わさび使用の意味も料理好きライターが詳しく解説
粉わさびとの違いは?
チューブ型のわさびが主流ですが、「粉わさび」という種類もあるのはご存知でしょうか。現在はあまり馴染みのない粉わさびですが、昔から調味料として使われてきたわさびです。
もともとは本わさびの根を乾燥させてパウダー状にしたものでしたが、原価が高いことや風味が飛んでしまうなどの問題点がありました。ですので現在の粉わさびは、西洋わさびを粉末にしたものが主な原材料となっています。
味と特徴は?
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ここまで本わさびと生わさびの原材料の違いについてみてきましたが、味や特徴に違いはあるのでしょうか。原材料が違えば辛さにも違いがあります。ここからはそれぞれの味と特徴についてみていきましょう。
本わさび:辛さの中に甘みもある
本わさびは辛さの中に甘みも感じられます。また香り成分が豊富に含まれているため、風味が良いのも特徴です。安価な西洋わさびが含まれていないため、スーパーなどでは生わさびよりも高価で売られています。
生わさび:ツーンとした辛さがある
生わさびは西洋わさびが含まれているため、ツーンとした辛さが特徴です。西洋わさびは、本わさびの約1.5倍もの辛さがあるといわれています。辛味が得意な人は、生わさびを選んでみるのもいいかもしれませんね。
「本わさび入り」と「本わさび使用」の意味とは?
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販売されているチューブ型わさびのパッケージを見てみると、「本わさび入り」や「本わさび使用」と書いてあるのを見たことがあるのではないでしょうか。これは本わさびの使用割合によって分かれていて、次のように表記されています。
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