この記事ではホットケーキミックスと小麦粉の違いについてみていきます。有名店や話題の店のホットケーキもいいが、家で食べるのもいいもんですね。ホットケーキミックスも小麦粉も見た目は同じように見えるんですが、詳しい中身までは知らない人も多いんじゃないかな。今回は、ふたつの違いやホットケーキミックスがない時の代用品から作り方まで、ママライターうめぐみと一緒に解説していきます。

ライター/うめグミ

料理は食べるのも作るのも大好きなママライター。日曜の朝に家族で食べるホットケーキが好きで、ピュアメープルシロップをかけて食べるのが最近のお気に入り。身近なテーマをわかりやすく解説していく。

ホットケーキミックスと小麦粉の違いとは?

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ホットケーキミックスにはホットケーキを作るために必要な材料がほぼすべて入っています。卵と牛乳を加えて焼くだけで簡単に作れる手軽さが魅力で、プレミックスと呼ばれるジャンルの製品です。

プレミックスとは「あらかじめ適切な比率で配合された調整粉」のことで、お好み焼き粉や唐揚げ粉などもこれにあたります。ホットケーキミックスの主原料は小麦粉ですが、小麦粉そのものではないということです。

ホットケーキミックスには何が入っている?

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ホットケーキミックスには小麦粉の他、ベーキングパウダー、砂糖などがバランスよく配合されています。詳しく見ていきましょう。

1.小麦粉

ホットケーキミックスの主原料小麦粉には強力粉、中力粉、薄力粉の3種類ありますが、ホットケーキに最もよく使われるのは薄力粉。配合比率の40~90%程度を占めるため、ホットケーキの品質を左右する最も大事な材料です。

強力粉、中力粉、薄力粉の違いは小麦粉に含まれるたんぱく質の量で、たんぱく質の量が多いほど水を加えたときに粘度や弾力が生まれます。強力粉はパンなどのしっかりとした生地に、たんぱく質の量が少ない薄力粉は、やわらかくふんわりとした仕上がりになるのです。

それぞれの特徴を生かして、強力粉はパン、餃子の皮、ピザの生地など、中力粉はうどん、薄力粉はケーキ、クッキー、お好み焼き、揚げ物の衣などに使われます。家庭料理で最も使われるのは小麦粉なので、レシピに小麦粉と書いてあれば薄力粉のことだと思ってOKです。

2.ベーキングパウダー

ベーキングパウダーは別名「ふくらし粉」とも呼ばれ、水分に反応して炭酸ガスを発生させる性質があります。この炭酸ガスによって生地がふんわりと仕上がるのです。お菓子作りの必須アイテムで、スーパーやドラッグストアなどで簡単に購入できます。

3.糖類

糖類には、砂糖、粉末水あめ、ブドウ糖などが使われます。糖類はただ甘味を出すためだけでなく、香ばしい風味や焼き色をつける効果も。吸水性があるため水分を保つ効果があり、生地がしっとりと仕上がります。

4.その他

その他の材料は香りづけのために使われるバニラやメープルなどの香料食感をもっちり仕上げるためのデンプンなどがあります。商品の味や食感に関わるため、使う材料や配合の仕方は商品によってさまざまです。

甘いホットケーキには意外かもしれませんが、大切な材料のひとつが食塩。少量の塩を入れることで甘みが引き立ち味も締まるので、ホットケーキだけでなくクッキーやケーキなどに使われることもあります。

小麦粉からホットケーキを作るには

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材料さえあれば、ホットケーキミックスを使わなくてもホットケーキ作りは可能です。ベーキングパウダーを使った基本的なレシピから、ベーキングパウダーがない時の代用品についても紹介していきます。

1.ベーキングパウダーを使う

ベーキングパウダーを使った基本的なホットケーキのレシピです。

材料(2~3枚分)
・小麦粉 150g 
・ベーキングパウダー 小さじ2
・砂糖 40g 
・塩 小さじ1/4 
・卵 1 
・牛乳 130ml  

作り方
1.ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ泡だて器で混ぜ合わせる。
2.別のボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えて混ぜる。
3.2のボウルに1を加えて泡だて器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
4.熱したフライパンに油をしき余分な油をふき取る。
5.ぬれたふきんの上にフライパンを置き熱を取ったら生地をおたまにすくって落とす。
6.弱火で約3分焼き、表面にプツプツと穴が出てきたら裏返し約2分弱火のまま焼いたら皿にうつす。
7.好みでバターやメープルシロップをかける。

\次のページで「2.重曹を使う」を解説!/

プツプツとした穴が全体に出てきたら焼き過ぎのサインです。焼き加減で味が変わると言っても過言ではありません。ふんわりホットケーキを目指すなら、焼いている間はホットケーキに集中するのがいいでしょう!

2.重曹を使う

ベーキングパウダーの代用として重曹を使います。そもそもベーキングパウダーの主成分は重曹なので、使う量に注意すればベーキングパウダーと同じように使うことができますよ。

重曹は炭酸水素ナトリウムのこと。熱に反応して炭酸ガスを発生させます。重炭酸ナトリウム、重炭酸曹達(ソーダ)などと呼ばれることがあり、略して「重曹」という名前が一般的です。

重曹を使ってホットケーキを作る時は量を間違えないように注意しましょう。同じ量を使うと、苦みが出やすくなったり、思った通りの焼き上がりにならなかったりするため、ベーキングパウダーの半分にすると覚えておきましょう。

3.卵白を使う

ベーキングパウダーも重曹もないという時は卵を使う方法もあります。卵白をしっかり泡立ててメレンゲの力でホットケーキをふんわり仕上げていきますよ。

材料(2~3枚分)
〈生地〉
・卵黄 1個分 
・砂糖  5g  
・塩 ひとつまみ
・牛乳 50g 
・薄力粉 60g
〈メレンゲ〉
・卵白 1個分
・砂糖 10g

作り方
1.薄力粉以外の材料を混ぜておく。
2.1
のボウルへ振るいにかけた薄力粉を入れ混ぜる。
3.別のボウルに卵白を入れてほぐし、砂糖10gを3回に分けて混ぜる。(泡だて器を持ち上げてメレンゲのつのがやわらかくおじぎをするぐらい)
4.メレンゲをひとすくい2の生地へ入れてさっくり混ぜる。残りのメレンゲも加えゴムベラなどでキレイに混ぜ合わせる。
5.熱したフライパンに油をしき余分な油をふき取る。
6.ぬれたふきんの上にフライパンを置き熱を取ったら生地をおたまにすくって落とす。
7.弱火で約3分焼き、焼き色がついたら裏返し約2分弱火のまま焼いたら皿にうつす。
8.好みでバターやメープルシロップをかける。

4.豆腐やヨーグルトを使う

最後に、豆腐やヨーグルトを使ったレシピを紹介します。ふんわりとした仕上がりではなく、しっとりもっちりとした食感で味わいはあっさり。ヨーグルトの酸味も気になりませんよ。食事代わりにもよさそうですね。

\次のページで「ホットケーキはホットケーキミックスがなくても作れる!」を解説!/

材料(4枚分) 
絹ごし豆腐 150g
プレーンヨーグルト 50g
卵 1個
薄力粉 150g
砂糖 40g

作り方
1.絹ごし豆腐をキッチンペーパーで包み、ラップをせず600wのレンジで2分加熱し水切りをし、粗熱をとっておく。
2.ボウルでヨーグルトと卵をよく混ぜ合わせる。
3.2に薄力粉と砂糖を加え、ヘラでなめらかになるまで混ぜる。
4.熱したフライパンに油をしき余分な油をふき取る。
5.弱火にして生地を流しいれ時々裏側を見ながら焼き、両面がきつね色になるまで焼く。
6.皿にうつし好みでバターやメープルシロップをかける

ホットケーキはホットケーキミックスがなくても作れる!

ホットケーキミックスはとても便利な商品ですが、ホットケーキミックスがなくてもホットケーキは作れます。ホットケーキは材料も作り方もいたってシンプル。基本さえしっかり覚えておけば、使う材料やトッピングなどでアレンジ自由自在なので、色々なパターンで楽しんでみてください。

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雑学

簡単でわかりやすい!ホットケーキミックスと小麦粉の違いとは?小麦粉でホットケーキを作る方法も料理好きママライターが詳しく解説

この記事ではホットケーキミックスと小麦粉の違いについてみていきます。有名店や話題の店のホットケーキもいいが、家で食べるのもいいもんですね。ホットケーキミックスも小麦粉も見た目は同じように見えるんですが、詳しい中身までは知らない人も多いんじゃないかな。今回は、ふたつの違いやホットケーキミックスがない時の代用品から作り方まで、ママライターうめぐみと一緒に解説していきます。

ライター/うめグミ

料理は食べるのも作るのも大好きなママライター。日曜の朝に家族で食べるホットケーキが好きで、ピュアメープルシロップをかけて食べるのが最近のお気に入り。身近なテーマをわかりやすく解説していく。

ホットケーキミックスと小麦粉の違いとは?

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ホットケーキミックスにはホットケーキを作るために必要な材料がほぼすべて入っています。卵と牛乳を加えて焼くだけで簡単に作れる手軽さが魅力で、プレミックスと呼ばれるジャンルの製品です。

プレミックスとは「あらかじめ適切な比率で配合された調整粉」のことで、お好み焼き粉や唐揚げ粉などもこれにあたります。ホットケーキミックスの主原料は小麦粉ですが、小麦粉そのものではないということです。

ホットケーキミックスには何が入っている?

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ホットケーキミックスには小麦粉の他、ベーキングパウダー、砂糖などがバランスよく配合されています。詳しく見ていきましょう。

1.小麦粉

ホットケーキミックスの主原料小麦粉には強力粉、中力粉、薄力粉の3種類ありますが、ホットケーキに最もよく使われるのは薄力粉。配合比率の40~90%程度を占めるため、ホットケーキの品質を左右する最も大事な材料です。

強力粉、中力粉、薄力粉の違いは小麦粉に含まれるたんぱく質の量で、たんぱく質の量が多いほど水を加えたときに粘度や弾力が生まれます。強力粉はパンなどのしっかりとした生地に、たんぱく質の量が少ない薄力粉は、やわらかくふんわりとした仕上がりになるのです。

それぞれの特徴を生かして、強力粉はパン、餃子の皮、ピザの生地など、中力粉はうどん、薄力粉はケーキ、クッキー、お好み焼き、揚げ物の衣などに使われます。家庭料理で最も使われるのは小麦粉なので、レシピに小麦粉と書いてあれば薄力粉のことだと思ってOKです。

2.ベーキングパウダー

ベーキングパウダーは別名「ふくらし粉」とも呼ばれ、水分に反応して炭酸ガスを発生させる性質があります。この炭酸ガスによって生地がふんわりと仕上がるのです。お菓子作りの必須アイテムで、スーパーやドラッグストアなどで簡単に購入できます。

3.糖類

糖類には、砂糖、粉末水あめ、ブドウ糖などが使われます。糖類はただ甘味を出すためだけでなく、香ばしい風味や焼き色をつける効果も。吸水性があるため水分を保つ効果があり、生地がしっとりと仕上がります。

4.その他

その他の材料は香りづけのために使われるバニラやメープルなどの香料食感をもっちり仕上げるためのデンプンなどがあります。商品の味や食感に関わるため、使う材料や配合の仕方は商品によってさまざまです。

甘いホットケーキには意外かもしれませんが、大切な材料のひとつが食塩。少量の塩を入れることで甘みが引き立ち味も締まるので、ホットケーキだけでなくクッキーやケーキなどに使われることもあります。

小麦粉からホットケーキを作るには

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材料さえあれば、ホットケーキミックスを使わなくてもホットケーキ作りは可能です。ベーキングパウダーを使った基本的なレシピから、ベーキングパウダーがない時の代用品についても紹介していきます。

1.ベーキングパウダーを使う

ベーキングパウダーを使った基本的なホットケーキのレシピです。

材料(2~3枚分)
・小麦粉 150g 
・ベーキングパウダー 小さじ2
・砂糖 40g 
・塩 小さじ1/4 
・卵 1 
・牛乳 130ml  

作り方
1.ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ泡だて器で混ぜ合わせる。
2.別のボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えて混ぜる。
3.2のボウルに1を加えて泡だて器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
4.熱したフライパンに油をしき余分な油をふき取る。
5.ぬれたふきんの上にフライパンを置き熱を取ったら生地をおたまにすくって落とす。
6.弱火で約3分焼き、表面にプツプツと穴が出てきたら裏返し約2分弱火のまま焼いたら皿にうつす。
7.好みでバターやメープルシロップをかける。

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